Rocks at the control

どうも、ノリオです

11月も終盤に差し掛かるも、一向に寒さがやってこない。
どうしちゃったんでしょうね。

どこかで今年の冬は寒くなると聞いたのですが、ただの噂だったのかな。

もう12月はすぐそこなのに・・・。


さて、世の中は三連休の最終日となる月曜日。
個人的には普通の休日。


前予報では連休の気温グッと下がるとのことっだったけど、
蓋を開けてみればポカポカ陽気。 Go To なんちゃら日和。


ちょっとワクワクしていたのですが、ガッカリ。
でも岩は触りたいので以前から気になっていた岩の様子見に行ってきました。



IMG_3725
開拓者のガッキーさんが、「見栄え、内容ともに深山公園でトップクラスのいいライン!」と、
初登した直後に教えてくれていた『フシアナ』。

駐車場も離れていて、しかもこのラインしかないエリア。
ごく一部のマニアしか来なさそう。

思ってたよりは高くはないけど、低くもない。
ランディングも悪くはないけど、良くもない。

しばらく岩の観察。



しかし、暑い。岩、ぬるい。

到着してすぐにTシャツ一枚になりまったり休憩。
待ち合わせのsuepeeが来るまで2時間はある。


なんだかポカポカ過ぎて眠くなってきちゃった・・・

寝不足が続いてからの休日。眠いです。


横になってウトウトしかかったのですが、ふと「この岩の下降路ってどこなんだろ。」と気になり、
起き上がって岩の周りを確認。

両サイドは切り立っていて高さもある。
裏側から左の谷間に下ればなんとか戻ってこれそうだ。と、その谷間(羊歯だらけ)に足を突っ込むと昨日の雨でグズグズ。ダメだ。

じゃあ、ぐるっと大回りしてみるかと隣の尾根に移動し岩の上を目指す。


IMG_3737
隣の尾根からの眺め。
まあ、ボチボチ高さはあるけど上のスラブの傾斜は緩いかな。

なんだかんだ大回りしてー

IMG_3739
やっと岩の上に到着。
山の斜面もあって、高度感は抜群。


この岩の真後ろには2m弱の岩がありました。マントルして戻らなきゃ・・・

まっ、最悪大回りすれば戻れることを確認して来た道を引き返す。



IMG_3732
suepeeが来るまでまだ時間があるので、401(このブログの創始者)お手製餡子を使った餡バタートーストサンド食べながら待つ。

美味いわー、まったりするわー



待っていると、予定時刻にsuepee登場。どもども。

準備して2人で入念にオブザベ。

フェイス部分は顕著なホールドがあるが、上部スラブ面はどうなのか。
恐らくスラブ面への立ち込みが核心と思われる。


まずはオッサンが突撃。まっ、憶病で慎重派の僕は一撃とか狙っていないのでアップも兼ねてと取り付く。
縦ホールドがトゲトゲしくて痛い。我慢ならず低空飛行で降りて来る。


IMG_3745
suepeeオブザベ中。いざ!

IMG_3750
一登目から慎重に、そして大胆にこなして核心部と思われるスラブ面手前まで到達。
彼、ときに思い切った行動に出るのでまさかの一撃があるかも?!

と期待して見ていたけど、やはり核心部はそこらしく、いろいろ探った末にクライムダウン。


2人でああだこうだとムーブ予想しながら作戦会議。
これもクライミングの面白い時間。

IMG_3776
僕はsuepeeより遅れをとりながら少しずつ核心部に迫る。

探ってはクライムダウンを数便繰り返し、

IMG_3774
suepeeがついに行動に出る!

IMG_3775
右足上げた! そのまま一気に立ち込むのか?!

・・・この体勢のまま右手を探るが決め手に欠けるようで、決死のクライムダウン。
わー、悪いのね。

suepeeがこの後仕事みたいなので、僕も最後の一便を出すことに。

IMG_3777
気持ちのいい立ち込みパートをこなして、

IMG_3767
ここでスラブ面の観察。どないしょどないしょ。
何通りかのイメージは出来たものの、どうもスイッチ入れられずムーブに興せない。

そう、これをメンタル敗退と呼ぶ。


けっきょくクライムダウンして終了。



恐らく、恐らくいままでにこれ以上に悪い核心をこなしてきたし、突っ込めば必ず登れるのは分かっているのだけど、ダメでした。

待てよ、この感じ。先シーズンと同じじゃないか。
臆病者の"僕"が出てきてる。マズいなこれは。

この岩よりも高いやつもこなしてきたし、登れる技術はあるはずなのに気持ちが負けている。
また? またなのか?


なんだか生温い岩。
ジムで痛めた力が入らない右腕と、前の王子で痛めた右足の親指。
そして、憶病なので日頃は慎重に登る(無理しない)為にノーマットでトライしているのだけど、
さすがに今日は、2人とも背負ってきたTHE SPOTで気になる切り株を覆ったりしてのトライ。

まあ、SPOTなんてほぼほぼ地面に着地するのと変わりがないけど、地面よりはマシ。


ただ、こういう時には頼りにはできないのでビビって突っ込むことが出来ない。

必ず登れるラインなのに。


ビビってた。そう、ビビってただけなんです。要するに。 言い訳ばかりです。


まあ、それはそれとして、「フシアナ」。面白いラインなので次回は必ず登りたい。
もう少し気温が下がってくれれば・・・。


IMG_3758-1
今シーズンは、こんなメンタル敗退は限りなく無しにしたいな。
痛めたところも早く直さなきゃ。



さあ、シーズンはこれから。いっぱい岩で遊ぼう!



地元では数少ない花崗岩仲間のsuepee。ありがとうございましたー。


また遊んでやってください。


それでは、また

どうも、ノリオです

11月も中旬。本来なら日に日に増す花崗岩シーズン感にテンションが高まる時期なのですが、
今年の僕はマズい。

まず、どうマズいかというと、2ヶ月ほど前にジムで痛めた右腕が悪化。
最初は軽い肉離れか筋を痛めただけかと思っていたけど、どうやらそうじゃない。

日増しに痛みが広がり、親指から肘にかけてが酷く痛む。
そのうちに肘が疼き始め、痛みが上腕にまで達する。保持はしていられるが全く引けない。
力が入らない。

おまけに先日もジムでホールドを捏ねた際に左手親指が痺れはじめた。
痛みは無いし、力が入らない訳では無いけどゴワつきがある。
そして軽く腰も痛めた。

そう、ベストシーズン直前にして身体がボロボロ。


今シーズンこそは、Mt.HGSのスラブのPを終わらせて、"もはや”に残しているPや、その近くの別のエリアの開拓、深山の新しい課題を登ったりとやりたいこと一杯なのにこの有様。


なんだか気持ちがまったく上がらない。もちろんジムでも同じ。やる気が出ない。


しかも、勤務変更のせいでお休みが平日となってしまい、いつもの面々とも登ることができなくなってしまった。


 正直、僕にとってクライミングは遊び道具の一つという捉え方なので、別にグレードを追う訳でもなく、上を目指している訳でもない。
"楽しいこと"が一番だと思っている。でないとやっている意味がない。
"遊び"なのだから。

まあ、遊ぶからには全力でやりたい。

でも、それにはセットとセッティングが重要で・・・。
グッドであって、バッドではいけない。

これは若い時期にある体験をしたことで痛感している。


現在はセッティングが悪いためにセットに影響が出ている。
このままだとバッドに陥りかねない。


そんな不安を抱えつつ休日を迎えた訳です。



なんか前置きが長くなってしまいましたが、気分が乗らないけどなんとなく王子に向かったお話。


気温高く、岩場に行くのもなぁと家でだらだらしていたものの、
このまま家で休日の終わりを迎えるのもなんだか癪なので日没間近の王子が岳までとりあえず車を走らせる。

到着すると平日にも関わらず駐車場にはたくさんの車。
しかし、どれもクライマーではなさそう。

平日だし暑いし。そりゃ、居ないわな。



IMG_3504
西日を浴びて赤ら顔のニコニコ岩。


IMG_3545
とりあえず王子に来たら挨拶しなきゃね、なグリコに取り付く。
気持ちの無い第一トライ。で、まさかのしょーもないフォール。
情けない。マジか?おれ。

次で登って、さとどうするか。


グリコのフォールがいまの僕の状態(身体的、精神的)を象徴しているようなので、
ちょっと高いボルダーは危険っぽい。


IMG_3503
まあ、ボーッと景色を眺めながら考えるかなーと、ハングのマントルの横をすり抜けてミラースタンドの上に荷物を降ろし暫し放心。

何やろっかなー


あっ、そうだ!と振り返ると『ブラックガンバ初段』が目に入る。

IMG_3506
コンプレッション&マントル、そして低い。
これだ、これ!

思いっきり力んで身体と心に喝を入れよう!


こんな暑くて岩が温い日には適していない課題だけど、なんとかなるだろうと取り付く。
二、三度リップ止め失敗してからのマントル。

ぐぐぐ、だはー???!!! ぬめるー ひゃー


すぽーん


とすっぽ抜けフォールした瞬間目に入ったのは背後の木。
で脇腹強打。

ひゃー、マジ痛ぇー


だー


IMG_3508
いいところに生えてやがる。

イテテ、痛い。けど、なんだかこの痛みでやっと目が覚めた!


やってやるぜー!!!



その後も、もう終わるって体勢から滑ってフォールを繰り返し、
さっきの木でお尻打ったりつま先から着地して右足親指痛めたりの絵に描いたような踏んだり蹴ったり。

やっぱり右腕に力が入らないせいでマントルも碌にこなせない。

ナサケナイ。脇腹痛い、ケツ痛い、足の親指痛い。


とほほ


IMG_3511
もう日没か・・・。

とりあえず諦めて隣の『バランススマッシュ5級』へ逃げる。
もう暗い。

離陸してリップ触ると苔でも生えているのかヌルヌル。
暗くてよく見えないので手探りで結晶捕まえて、フットも感覚で捕まえて登る。

5級だけど、この状況で登るとちょっと悪く感じちゃった。


もう真っ暗になるので、ぐるっと回って安藤くんでも登って終了にするかな。



IMG_3513
途中、『瀬戸内ブルー3級』の岩の上から児島下津井方面を眺める。
とても綺麗な景色。

しばらく眺めてから安藤くんへ。


IMG_3515
歩道の舗装工事の関係か、スタート足元にはガラが敷かれてる。
せっかく地面が下がって、このまま下がり続ければ面白スタートになると期待していたのに余計なことを・・・。掘り返してやろうか。冗談ですが。


IMG_3518
持って来た小さなライト一発で岩をライトアップ。
『安藤くんのカンテ2級』ちゃちゃっと登る。

しかし、iPhoneのナイトモードは優秀ですね。

まっ、撮影の為にこのポーズのままジッとしていたことは内緒。



あーあ、結局まともに登れなかったなーと駐車場に戻ろうと暗い遊歩道を歩いていると、
駐車場手前至近距離でイノシシの子供の鳴声。これ、やばい。

間髪入れず超至近距離から親イノシシの威嚇がはじまる。
勘弁してくれ。

姿見えないけど、すぐ目の前の茂みにアリアリと気配。


こいつはマズいことになりそうなので、少し来た道を戻りどうしたものかと。


そういえば上に第二駐車場まで伸びる道があったなと思い出し、そちらから回って帰ることにする。
階段見つけて登っていくと拓けた展望地に到着。そういえばこんな場所もあったな。

ここからは児島の街がよく見える。


またしばらく眺め、放心。


IMG_3519

遠回りして無事に駐車場に到着。本日のクライミングは終了。



気持ちが入ってないときに岩場にくるのは危険。
それが分かっただけ。それだけ。そんな休日が終わる。


さてと、こんな状態で今シーズンはどうなることやら。



まずはどこかに忘れてきたモチベーションってやつを見付けないとね。


どこに置いてきちゃったかなー



それでは、また

どうも、ノリオです
気が付けば10月も残り10日ほど。
一段と気温も下がってきて、そろそろ日中でも花崗岩ボルダーで遊べそう。

先月末に発売された『玉野ボルダリングエリアガイド』の影響で、
すでに深山公園や王子が岳はかなりのボルダラーが通っているようです。

海寄りのボルダーは、まだまだ暑くないですか

個人的には最高気温が20℃を下回ってもらわないと勝負できません。
手汗がね


さて、月曜日。


スケさんがお休みになったということで、久々にMt.HGSに行ってきました。

二日前の雨と、実は家を出るころにパラついた雨も気になるけど、
気温も低いし、どうせまずは掃除が必要なので様子見って感じです。


どうやら海側は雨が降ったみたいですが、こっちは大丈夫そう。



IMG_2341
久々です。半年振り。


IMG_2407
相変わらずここは一歩登山道に入ると気温がグッと下がりますね。
けっこう寒い。

土は濡れています。



IMG_2408
クラックに根を張るこいつも大きくなりませんね。


駐車場から5〜10分でお目当の岩に到着。

IMG_2344
コレコレ! もう何年も決着がつかない美しすぎるP

途中、2シーズンほど放置していたけど、それにしても登れない。
先シーズンの終わりには、スケさんとsuepeeが惜しいトライをみせたけどそのままシーズン終了。

先シーズン最後の記事です。



IMG_2345
まずは掃除から。思ったほどクラックや岩の上に葉っぱや土は乗ってませんでした。
まあ、まだ落葉の時期ではないから、これから毎回掃除しなきゃいけません。

さてさて、そろそろ様子見てみますか。
ムーブも思い出しながら。

最初の二足からなかなかシビア。

IMG_2353
そうそう、そんな感じ。

FullSizeRender-3
僕は、少し違うムーブでトライ開始。
んー、少し湿っぽいけど岩の状態は悪くないです。

上部、水平クラックは濡れてるけど・・・。


FullSizeRender-7
少しずつ少しずつ感じを取り戻しながら、入れ替わり立ち替わりトライ。


FullSizeRender-5
しかし、本当に美しい岩です。
個人的にはいままで触ってきた岩の中でもダントツでトップクラス。

綺麗な曲面に、

FullSizeRender-9
このスッと縦に走るシンクラック。

FullSizeRender-4
細かい結晶の綺麗な岩肌。

実は、ここだけの話、玉野のあの粗い結晶の花崗岩はあまり好きじゃないんです。
やっぱり花崗岩は山間部のきめ細かい結晶のものに限りますね。


話が逸れましたが、しばらくトライをしていると以前の高度に到達。

FullSizeRender-1
ここからクソみたいなフットのオンパレード。

・・・が、なんだかめちゃ踏めてる!


FullSizeRender-2
おあっ?! いままで出せなかった水平クラックに向けて手を伸ばせたー!
これはもしかしてー!?


あわわ、届かない 後10cmほど。
嗚呼、やっぱり左足をもっとクソみたいなのに上げないと届かないか。

どうやってムーブを組み立てようか・・・。



IMG_2412
先シーズンの終わりには最高高度を叩き出したスケさん。
シーズン以外はクライミングから離れているせいで、いまいち感じを取り戻せずにいます。


FullSizeRender-8
ずっと曇っていたけど、太陽が出てきました。
少し暖かくなってきちゃったかな。

静かでいい山。人気のない岩場は貴重です。



FullSizeRender-6
その後も二人して同じようなトライを続けて・・・


FullSizeRender
ん? なんだか左足がグニグニするぜ? だはー! 手も足もすっぽ抜けたぜー

ってシューズを見てみると左のソールがベロンチョ。ご臨終。
シーズン入り口でシューズが一足お亡くなりになりました。

マジか。


まあ、正直、軽いノリで来た割には最高高度に達せたし、
この岩場はもう日中でも十分勝負できるのが分かったからそれでよし!


そんなにトライしていないのに、なんだか身体がバッキバキ。
日頃、ジムでチャラチャラ登っているだけだからシーズンにツケが出る。

ハイシーズンまではまだ少しあるから、指皮と身体を作っていかないと。
あと、シューズをなんとかしなきゃ。



まだまだ日が高いけど、今日はここまで。


今シーズンこそ、このPに決着をつけるぜぃ




このPの他にも触りたい岩はたくさんあるし、今シーズンも花崗岩ボルダー楽しむぞー!


それでは、また 

ご無沙汰しております。どうも、ノリオです いぇい

半年ほどブログを放置しているとGoogleの検索にも掛からない有様。
まあ、そんなもんです。しかたない。

10月に入っても日中の暑さ衰え知らず。
それでも朝晩の気温はグッと下がってきましたね。

気がつけは10月も半ば。明日からまたグッと気温が下がるみたいですよ。
花崗岩シーズン、来ちゃいます。ハイシーズンは冬だけど。

そろそろシーズンに向けて指皮作っていかないといけませんねー


と、いうことで先週、久々に岩を触りに行ってきました。

IMG_2045
恒例のグリコ詣り。


この日はまだまだ岩も温く、まあ適当に遊んだだけですが、やっぱり岩場は楽しい。
はあ、やっとこの季節がやってきたかー。今シーズンも思いっきり遊ぶぞー!と気分がちょっと上がりましたね。


あっ、そうそう! もう皆さんご存知だとは思いますが、王子が岳や深山公園のボルダリングエリアをまとめたトポが発売されました!

僕たちがこっそり遊んでいた"裏王子"や"もはや王子ではない"も収録されています。

IMG_2224
ガッキーさん主導のもと、(といってもガッキーさんが一人で全部請け負ってくれました)完成。

王子が岳は既存の課題の他、近年増えたものや埋もれてしまっていたクラシックを追加。
そしてサブエリアとして"裏王子"や"もはや"、駐車場周りのボルダーを掲載。

深山公園は、瀬戸内JAMの深山公開イベントで発表したエリアの他、南のエリアや西のエリア、スポーツセンター周辺のエリアを掲載。

この一冊の中に玉野の花崗岩ボルダーがわんさか詰まってます 



よくよく考えてみると、ガッキーさんが岡山に居なかったら深山公園はおろか、矢掛などのエリアも存在しなかっただろうし、僕も開拓に興味を持っていなかったかも。

いつのまにか既存の課題を登るより開拓が楽しくなってしまって・・・。
それがあるから長くクライミングを続けられているのかもしれません。


岡山のクライミングの発展にガッキーあり! ホント、感謝ですね。



玉野ボルダリングガイド、岡山のクライマーは一人一冊が必須!


この冬は玉野のボルダーで盛り上がっちゃいましょう!



僕も大体の課題は知っているけど、気になる課題もあるので、
休みの日は出来るだけ多く岩場に繰り出そう


Rocks at the control、今シーズンもよろしくお願いします

どうも、ノリオです


全国的に不要不急の外出の自粛を、の流れ。至極当然。
日増しにコロナウイルスの感染が拡大しているのだから。

3密という言葉がニュースなどで取り沙汰され、地元岡山県でも11人の感染が確認されるなか、
日常でどう行動するか考えなければいけない状況に直面している。
もっと早くから危機感をもっていればよかったのだろうけど、地方片田舎岡山に住む身としてはその辺りに欠いていたと思う。

3密とは『密閉』『密集』『密接』だという。

4月に入りいよいよ花崗岩シーズンも終わりの気配。気温も上がり雨の日も増えてきた。
「嗚呼、シーズンが終わった・・・」と落胆しながら天気予報を見ると日曜日の気温が低い。
これがラストチャンスかもしれない!とモチベーション低下していた自分を奮いたたせ、
スケさんと岩場に繰り出す約束をとりつけた。

さて、ここで岩場での3密について考える。
岩場、しかも人気のないシークレットエリアでの『密閉』『密集』『密接』はどうか。

まず『密閉』は当てはまらない。『密集』も極々少数での岩登りなので当てはまらないのではないか。
ただ一つ『密接』に関しては、社会的距離(1.8m?)を保とうと思えば可能だが、
恐らく気にしていても無意識に距離を詰めてしまうだろう。
なにしろ各々目の前のラインに集中し夢中になってしまうから。
もちろん、岩場でのうがいや手洗いも出来ないことはないが難しいように思われる。 

もう信じるしかない。メンバーがウイルス保有者でないことを。
そして自分がウイルスを保有していないことを。

SNSを見ていると岩場の画像多く見かけ、どうやら自分を含めクライマーは危機感に欠けるようだ。
すべてのクライマーがといった訳ではありませんよ。一部の、という意味で。

結局、欲望を優先させてしまったというお話。



さて、この日はスケさんとの岩登りということで、互いに目当てはアレしかないので、
向かった先はMt.HGS。

そう、あの美しすぎるスラブのP。
先週は雨の影響で断念したということもあり、俄然燃えてます。 


本当に天気がいい。
青空と桜。いつもと変わらない春って感じですが、今年はね・・・


IMG_7991
このお天気なのに気温は上がらないって話。
だけど、やっぱり暖かいよね。暖かいよ、やっぱり。


FullSizeRender-6
空がとても綺麗です。


前回も書いたように、ここは一歩踏み込むと下界より冷んやりとした空気。

IMG_7997
お目当ての岩に到着してみれば涼しく岩も乾いてる。


IMG_7999
そうそう。今回はsuepeeが初参戦。
以前少し触ったらしいのだけどスタートもままならなかったようで・・・


よーし、今日こそは! やってやるぜー!



IMG_8003

IMG_8005

FullSizeRender-7
だー!? なんと序盤からスケさんが最高高度を叩き出し場が湧く。
僕やsuepeeもそのムーブを採用し波状攻撃開始。

IMG_8002
はじめは下部の感覚を掴めず苦戦していたsuepeeも徐々に高度を上げて追い上げてくる。
いまのところスケさんが頭一つも二つも抜きん出ている感じ。


FullSizeRender-8
僕も一生懸命喰らい付いていくけど、どうしてもうまく熟せない。


IMG_7995
スケさんは安定してほとんどのトライで上部の水平クラックに迫る勢い。
僕とsuepeeはその手前で苦戦を強いられてしまう。
気持ちばかりが焦る。


IMG_8008
そうこうしていると、スケさんがついに水平クラックを捕らえはじめ、
一段と場の緊張感が高まる。

水平クラックを止めてもそこからフットが悪く、足が切れてしまう。
そこにも核心が潜んでいたとは!

スケさんのトライをみていると、同じフット位置からだと僕の身長では水平クラックに手が届きそうにない。
頭のなかでシミュレーションしながらムーブを探る。
僕より身長の高い他の二人と同じことしても駄目だと判明し、より焦りが増して無駄なトライを重ねてしまう。


FullSizeRender-3
僕が停滞していると、suepeeがなんと水平クラックに到達!
と同時に両足が切れてしまうが、足ブラでなんとか持ち堪えて必死にフットを捉えようと何度も試みる。
無情にもカリカリと音だけが響き、フットを捉えられない。
そして力尽きフォール。

あれでフットを捉えていたら登れてたな絶対。
ホントに惜しい。


トライ開始から4時間ほど経過し、誰もがだんだんと体幹がヨレてきて高度が下がり始める。
僕に至っては全力で気張り過ぎて腰痛を発症。全身が痛い。

初登間近だったsuepeeもついには諦めて一足先に撤退。
僕とスケさんは残ってトライ続行。


IMG_8024
フット位置が深く、左足のスタンスの捉え方がいまいちな上に、
左上のホールドも深くギリギリ届く距離。
少しリーチーなセクション。

FullSizeRender-4
二人に追いつきたくて無闇にトライを重ねてしまう僕。

FullSizeRender-5
パツパツの左上のホールドを保持るこの表情。もうこれ苦悶の表情です。
 
ギリギリ届くこのホールドを保持り全力で身体引き上げて右足を高く上げなければならず、
おまけにそのままだと2人のように水平クラックには届かない。
左足をもうひとつ上げなければ・・・

正直、キツイ。以前のムーブに戻すべきなのか・・・悩む。



嗚呼、どうにもならないのか。いまの僕にはどうしようにもないのか。
焦りが悔しさに変わる。悔しい。


終いには中間部すら熟せなくなり敗退。
終わってしまった。



もし、今月中にトライできるチャンスがあるならば2人は登ってしまうだろう。
僕の完登はいまのところ可能性が低い。
明らかに足らないものが多すぎる。本当に凹む。


荷物片付けながら、アプローチを戻りながらそのことばかり考えてしまう。
悔しい。マジで。

こんなに悔しい気持ちはいつぶりだろう・・・




IMG_8011
まだこんなにも明るいのに、指先はおろか全身が悲鳴を上げて敗退。
まだこんなに明るくて気温も低くベスココンディションなのに。


IMG_8012
こんな気持ちのままシーズンが終わってしまうのか?
今回が2019シーズンの最終回にしようと思っていたけど、もう少し粘るべきなのではないのか。


その為にシューズを新調してやろうか。
せめてもう一日だけでもトライさせてもらえないのか。


その時は身体がぶっ壊れるくらい本気で挑みたい。



もう一日だけでも。

このページのトップヘ