Rocks at the control

2015年03月

こんにちは!

401です。

今日は、今季から公開エリアとなった矢掛ボルダーでの清掃活動に参加してきました

天候の影響で開始時間が大きくずれたにも関わらず、総勢40名(遠くは京都から)もの人が集まってくれました

お世話になっている矢掛町と近隣住民の皆さんへ感謝の気持ちを持って、
早速清掃活動開始です

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ボルダーエリア周辺はエリア公開前に清掃活動を行ってはいましたが、それ以降たくさんの方が訪れているにも関わらず、

クライマー皆さんに日頃から気をつけて頂いているお陰で、ゴミなどはとても少なく大変綺麗でした

今日の清掃で集められたゴミは、
ほとんどが道路脇に投げ捨てられたゴミや、過去に山の斜面に捨てられたゴミでした


クライマーに限らずですが、
山はゴミ箱ではありません
ポイ捨ては止めましょう


雨の後でとても蒸暑く虫もブンブン飛び回る条件下でしたが、
皆さんのお陰でたくさんのゴミが集まりました

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参加された皆さん大変お疲れ様でした。
ゴミを誰も捨てなければ清掃活動などしなくて済みますね

今後もこの矢掛ボルダーが、
クライマー諸氏の手によって維持されていく事を願っております。



どうも、ノリオです



では、日曜日の記事を

この日も天気が良く気温が上がるという予報
しかし木曜日辺りにガッツリ雨が降っていたので少々その影響を気にしつつも・・・



スケさんとMt.DKのスラブ『水神 初段』へ


駐車スペースに車を止め、外に出てみるとやはり少し暖かい
アプローチで汗をかいてしまいそうなので薄着になり出発



相変わらず泥濘んだアプローチを進んで・・・

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到着

あはは 乾いてるやん



前回の濡れた状態と比べるとどこでも踏めそうだし持てちゃいそう




・・・あれ?

なんだか寒くないですか

アプローチで温もった身体が冷えてきて寒い


どおりで岩がパリッパリな訳だ。


準備をして一通りブラッシング



さてと、


いっちょ、やってやりますか




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アップがてら取付くスケさん。
とりあえず様子見って感じ


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僕は入念にスタンスを確認

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一便目から前回苦戦したパートを楽に解決

リップ手前でスタンス見失いフォール


嗚呼、今日はイケる日だ



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すぐさま感じを取り戻したスケさんは、この後陽射しの目潰しをくらい

簡単には登らせてもらえないみたいですね



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次のトライで僕はリップ取りの態勢。
ちょっと遠いかな〜って距離感測ってとりあえずフォール



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と、もう楽勝って感じでスケさんがリップに到達

前回は濡れていたリップも今日は乾いてる

・・・けど、フリクションあまいみたいで、
あれこれ態勢を変えてみながらいいスタンスを発見してそのまま完登



あらら、案外上が悪いのね



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次のトライ

もうリップ取りの態勢まではスルスルと。

微妙な距離だなと思いながらもリップに到達
ちょっとあまい...


このままだと左手がリップに届きそうにないのでスタンスを探すも・・・見当たらない

カリカリ、カリカリと足先の感覚頼りにスタンスを探し、
ハイステップ気味に乗り込んでやっとリップをマッチ



がしかし、ここもあまくて左手で少し奥を叩いてみると距離間違えて泥



やってもた



もうそのまま泥ごと握り込んでマントル

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無事、完登することが出来ました



いやぁ、なかなかバランシーで立込みが面白いスラブの名作でした
グレード云々ではなく内容が素晴らしい。


スラブの練習にもいいかも


この後、違う登り方も発見して満足




よし、では貴族の遊びタイムだ



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クラックを使いながら直上を狙ってみるも撃沈

劇的に悪い
※どうやらクラックから『水神』に合流すると二段ということです。

ひとしきり遊んで、
何か他の岩を触ってみようということになり一旦荷物を担いで移動

岩の群れを発見して取り敢えずここがベースキャンプ。


そういえば上に『洋酒ケーキ 二段』ってのがあるのを思い出し散策開始


尾根筋から谷へ、谷から尾根へと転がる岩に翻弄されながら稜線に到着

どうせならこの山のピークに行ってみようということになり歩みを進めると、
稜線上から左右を見下ろせば岩だらけ

まあ、大半がボルダリングの対象にはならない感じですが、
中にはかなりの岩も

キャッキャ言いながら寄り道するオッサン2人

いやぁ、素晴らしい



けっきょく『洋酒ケーキ』を発見出来ぬまま山頂に到着

横殴りの強風で寒いこと寒いこと



ガスっていて眺望もいまいちだったので来た道戻ることに...



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帰りは早いもので、ほどなく荷物の置き場所に到着し一息

鳥の鳴き声や風にそよぐ木々のざわめき... 水の流れる音...


そして静寂。



ここは本当に落ち着く場所ですね

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しばらく倒木で遊んでみたり水辺の岩をアプローチシューズのまま登ろうとして水没してみたり、

早々にお目当ての課題を済ませられたことでのんびりとMt.DKを堪能することができました



ここは涼しいのでもうしばらくの間は花崗岩ボルダーを楽しむこともできそうだし、
別の機会にはトレッキングにも来たいですね




Mt.DKのまだ見ぬ課題がとても楽しみだ





また来ます

はわわわぁ〜、、、眠いですねぇ、、、ノリオです



なぜ眠いかというと、春だからです

暁をなんたらってやつです



さてと・・・







そうそう、土曜日の話


天気予報で日中の最高気温が17℃てなっているにもかかわらず、
401が深山公園の様子を窺いに行くというので同行することに


ここ数年、王子が岳など玉野周辺ではイノシシが多発していて危険だということで、
深山公園は登山道を封鎖していたのですが、
どうやら『自己責任でどうぞ。』というスタンスに変わったということ。

でも、もう花崗岩は・・・


駐車場で岩ソM富と待ち合わせ


案の定、太陽煌々と頭上から照り差しすでに暑い



とりあえずー 『カチランド 二段』『ワームホール 1級』って課題のある岩に行こう、と。
3人とも場所を知りません。

口頭での伝承とメールでのざっくりとした説明をもとに捜索開始



確かに、比較的新しいイノシシ除けの柵が設置されていました。
目立たない扉?を見付け、さあ一歩自己責任ワールドへ


・・・てか、普通にハイカーさん歩いてるし


こんなことならもっと早く、寒い時期に来てればよかったなぁ

獣臭、辺り一帯に漂ってます



あっ、肝心なお目当ての岩ですが、
岩ソムリエのM富さんが一緒に居て見付けられないはずがない。

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即座に発見

・・・しかしこの羊歯地獄


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最近は触られていないので、岩も掃除が必要か

・・・しかし、暑い



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岩に触りたくて触りたくてしかたない岩ソムは、
いの一番に『ワームホール 1級』にトライ開始

風化が進んでホールドがパラパラ剥がれますね


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日曜の予定もあるので今日は指皮温存だと決めていた僕も、
やっぱり目の前に岩が在るとね、つい

岩ソムは『カチランド 二段』のスタートの確認


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この日、一番惜しいところまでいった401

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けっきょくみんな仲良く敗退しちゃいました

だってスローパーがヌメるんだもの


『カチ〜』は“いまじゃない!”ってことで触らず



なんか・・・指皮、持ってかれちまった




さて、お次ぎは401が『アレジ 二段』触りたいっていうので、




・・・『アレジ』


それって、この谷を挟んだ向かいの山の上じゃないの




・・・・・・ ・・・・・・
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はい、久々のご対面

まさか、この課題を触る日がくるなんて。
しかもこんなに暑い日に

左の岩が『逢魔?おうま 三段』



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あれ?! 日陰になって岩も案外冷えてパリッとしていますよ


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この岩の上からの眺望

辺り一面、海に向かって岩がゴロゴロしています。

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その気になれば一大エリアになるだけの資源はあるんだけどなぁ・・・

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さあ、トライ開始だ

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こういう挟み込み系が大好物な401はヤル気満々

中間部までは安定の登り

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3人のなかで一番この課題に触らなさそうなM富が、
結局はこの日の最高高度を叩き出したり


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もはや明日のトライのことなどお構いなしで打ち続ける僕は全身バッキバキ


まだ核心部にまで到達出来ていないのでしょうが、
徐々に可能性を感じ始めてくるから不思議


・・・が、いまじゃない。



来シーズンは『アレジ 二段』も視野に入れて頑張ろうかなと。



ただ3人の感想は、

「こいつを登る為に自分に必要なものがなんなのかが分からない



・・・


やっぱり山間部の花崗岩の方が好きだなとは思いつつも、
岡山に生まれたからには避けては通れない瀬戸内海沿いの花崗岩。


マジ、痛い


けど、楽しい



やるしかないね




深山、また来シーズンまでしばしのお別れだ






あっ、あたたかくなると岩場に増える蚋。

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誰とはいいませんが、こうなっちゃうから皆さん気を付けて下さいね

ども、ノリオです



どうも、どうでもいい部分を長々と書いてしまう傾向があると最近になってようやく気付きましたが、
それでも付き合って下さっている方々がおられるのでRocks at the controlこのままで

さてさて、

Mt.DKから帰って、さて、日曜は何処で登ろうかと。


スケさんに連絡をとってみたところ、「Mt.DKどんなです?」と。
まだ岩がけっこう濡れていた旨伝えるも、



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やっぱり来ちゃうんですよね〜

前日よりはかなり乾いていましたが、まだ微妙にしっとりとした『ファイブトゥエルブ若井 2級』の岩でアップなど


・・・アップつって、僕は敗退してるんですがね



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スケさんは早々にどちらも登ってしまい、
僕は4級のカンテでアップしてから宿題の『ファイブ〜』

しかし同じようなトライを延々続けて本日も敗退宣言


なんだか日に日に弱くなっていく気がする



少々落ち込み気味のまま移動して、

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スケさんが来たってことはね、
やっぱりスラブなんですよ

一目見るなり気に入ったようで、すぐさま準備してオブザベ開始


若旦那に教えてもらったラインを説明。

どうも中央の直登の初段のラインは、、、左半分は乾いているけど右半分は水の通り道なのかまだ濡れてる


まあ、完登は出来ないにしても感じは掴んでおこうと、
立てそうなポイントを粗方把握してからトライ開始



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トライしながら道筋を組み立てるいつものやり方

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先シーズンから頑張ってくれていたOasiもシャンクが死んでぐにゃぐにゃだなぁ・・・


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右手をちょっと添えただけでご覧の通り

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濡れていないスタンスを追うとどうしても自然に左上していってしまう

それでも登れそうなんですが、
とりあえず真上を目指そうと努める


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ここから軌道修正して、初登で使われたというカチを目指す

ここからの立込みが核心でしょうね


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おっと、これは本気シューズのTarifaのソール。
穴が空いてしまっていて使えない


ああでもないこうでもないと修正を重ね、
なんとかカチ取りまで到達

この立込みはかなりのバランスが要求されて、かなり面白いですよ


テンション上がるわぁ

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流石のスケさんは核心の立込みの感覚を完全に自分のものにして、
そこからのムーブも解明

左の上部にかなり保持出来る箇所を発見したみたいで、


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ついにリップに到達

ヤバイ! 置いていかれる?! と焦る僕


しかし濡れたリップを乗っ越すことが出来ず、飛び降りてきちゃいました


うむむ、、、はやり強いなぁ

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焦燥感MAXの僕も執拗にトライ

核心の立込みをこなしカチに到達も、次のムーブでバランス崩してフォール

いやぁ、ホント、バランシーで最高です


・・・が、焦ってます。

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何? この楽しそうな顔。

焦ってるくせに



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この辺り、ほとんどが濡れたまま
結晶の一つにちょこっとでも指が掛かれば簡単に立てるのに


段々とバランスラビリンスに迷い込んでしまい、高度が下がり始める僕。

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スケさんは抜群の安定感で数度リップに到達も、
その度に飛び降りてくる


やっぱり濡れていると厳しいみたいですね



今日は無理。 

次回、乾いているときにサクッと終わらせようってことで見切りをつけ、
辺りの散策に変更


Mt,DK。 他にどんな岩が転がっているのか楽しみな山です
このスラブ登れたら他のエリア?にも行ってみよっと



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嗚呼、次のMt.DKまでに新しいTarifa買えるかしら・・・
本気シューズって、重要




では、また来週

どうも、ノリオです


いやぁ、、、なんということでしょう、

突然の雨予報から、本当に雨


せっかく以前から気になっていたMt.DKを案内してもらうはずだったのに・・・



まっ、岩が濡れていようが行っちゃうんですけどね〜



・・・が、朝一からトラブルに見舞われ出発が遅れ、高速に乗ろうとすれば電光掲示板に通行止めの表示

ならばと選択した下道が大渋滞


渋滞の車中から高速道見上げれば何故か車が走ってる


しかもかなりスムーズに



やられた



次の入口まで2km。 ・・・でも渋滞。



よし!ってことでUターンして一つ前の入口まで戻ってやっと高速走行



福山で待ち合わせている若旦那、待たせてすみませーーーんな連絡を入れながらなんとか出口・・・が渋滞


けっきょく9:30待ち合わせが、到着12:00前



ホント、すみませんでした



なのにそこからパン屋によったりとマイペースぶりをみせてからMt.DKへ

すでに空は晴天


これは岩乾くんじゃね と期待に胸膨らませながら1時間ちょっとで到着。



アプローチ、泥濘るんでますね




しかし気持ちのいい山中を進み、
まず始めに案内していただいたのは『ファイブトゥエルブ若井 2級』の岩

ランディングびちゃびちゃだけど岩は・・・



では、さっそくトライ開始だ


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じゃーーーん

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岩の状態は、見ての通り濡れてます

でも、触れないほどではない。


逆に燃える



『ファイブ〜』に取付くも身体が・・・なので、

右カンテは4級ってことなので、アップに触ってみるも微妙に悪い
だって濡れているんだもの


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ピカル兄さんはサクッと一撃。 僕、残念ながら1フォール



『ファイブ〜』は見た感じ得意系か


・・・あっ、これ笠置のときもいってたけど




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バランシーなスタートからあまいカンテ押さえてスメアリングの立込み。


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まずピカル兄さんが解決して完登

ハマる僕を横目にサクッと再登を決める若旦那



さらにハマって抜け出せない僕は、
結構な便数出すもどうしてもリップを取れない

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どうしても



時間も無いので諦めて宿題にして、お次ぎは・・・


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以前から気になっていたこの美しいスラブ

こいつに逢いたかった

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高さも申し分ない

顕著なホールドも無い好きなタイプのヤツ


が、やっぱり濡れていてコイツは触れるレベルじゃないので、
好物を目の前にしてお預け



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なので少し戻って濡れていても触れそうなホールドのある課題へ

直登1級? 右抜け2級


まずは右抜けの2級にトライ


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すぐにマントルまではいけましたが、キーホールドが濡れていてなかなか・・・


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そんな中、若旦那が先陣きって再登を決め、
僕も勇気を貰って無事GET

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ピカル兄さんも・・・

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無事GET

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さてさて、では直登の1級?を

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ご覧の通り苔苔のビチョビチョ

ピカル兄さん命名のモイストクライミング、ど真ん中



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やってやるぜい

濡れたソールでスリップ続出

スローパー叩いてもツルリン
カチもすっぽ抜ける


それでもなんとかムーブ組み立てて・・・

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いざ、乗っ越し

ガバらしきリップも濡れていて効かない

右手返してプッシュで身体を上げようと思ってもにゅるにゅるで・・・


強引に突っ込むもフォール



うっひゃー・・・ めちゃオモロいやん



最終的には濡れたリップに足拭きマットを掛けておいて、
トライ中に自分で除けて登るという手段で僕が一抜け


それに続いてピカル兄さんもヒョイっとGET




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寒さで身体が固まっていた若旦那も気合いを入れてトライ


最後は安定した登りで見事GET
ナイス



この悪条件のなか、悪条件を面白味に変換してのモイストクライミングで終止楽しめた初Mt.DK。
辺りも暗くなってきたので本日は終了です

いやぁ、楽しかった


アクシデントに見舞われ、迷惑をかけてしまいましたが、
案内してくれた若旦那に感謝です



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帰りに福山でピッツァ



嗚呼、スラブが気になるぅぅぅ



次はいつ行こうかしら・・・




では

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