Rocks at the control

2019年11月

どうも、ノリオです

気温もかなり下がってきて、ますます岩触りたい欲が昂まってきますね。
SNSなどでは、先日公開された深山公園の記事をよく見掛けます。
相変わらず四国の岩場も大人気。

さて、ほぼほぼ花崗岩しか触らない僕はというと、
先週は都合で岩に触れず、悶々と一週間を過ごした訳ですが、
じつはこんな時期に、ジムで右膝と左肩を痛めてしまいトホホな状態。

ハイシーズンに向け、しっかり身体を治しておきたいところ。


そんな中、YSZWさんから「どこか行きませんか?」と誘いを受け、
スケさんからもお誘いをいただいたので、日曜日に岩場に繰り出すことに。

天気予報見れば、このところ順調に下がってきていた気温も20℃と高め。
暑いなーと悩んだ結果、行先は久々(2年ぶり?)の矢掛に決定。


午前10時頃に到着も、すでに日差し強く暑い。
まあ、上から攻めますかってことで鉄塔エリアに車を止めエリアに入る。


と、前から見たことある御仁。
あらら、ドリさんじゃないですかー お久しぶりです。

しばし歓談して別れて、一通り岩を見て回り、久しぶりに「激おこプンプン丸 2級」でも触りますかーってことに。
YSZWさんは初めてっぽい。

ん? 辺り見渡すと2年前より伐採植林が進み、記憶にある景色と違う。
覚えのある道も見当たらず、歩き回るとー
 
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あったあった、「激おこプンプン丸」。
頭の上にススキが生えて、なんだかオバQみたいで可愛い。

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こんな丸裸にされちゃって、なんだか恥ずかしい(なぜ?)。
てか、木々が無くなったおかげで日差しをもろに浴びて岩が温かくなちゃってるじゃない。


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相変わらず人気無さそうで、あまり触られている雰囲気もない。
オリジナルは真上抜け、左に抜けると易しい。そして右抜けが悪くて面白いんだけど、右には誰も抜けていないのか(そりゃそうだ。)苔コケ。
それを掃除してトライ開始です!

YSZWさんは、なかなかこの渋い課題に馴染めずスタートから苦戦。


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久々とはいえ、さすが初登者のスケさんは数トライで感じ合わせて右抜け再登完了。
 
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スタートの感じ掴んだYSZWさんは、中間部の絶妙な立ち込みにどハマり。

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僕はというと、
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中間部のバランシーさを楽しみながらも、リップの滑りにやられてどうしても右奥のガバが取れず敗退。
情けない。再登しっぱい。

しかし、やっぱりこの課題は右抜けが秀逸で面白い。
ぜひトライしてもらいたいですねー、激おこバリエーションとして。

さてさて、日差しが暑すぎるので、木陰求めてセンターエリアへ。
ここには、すでに何組かのクライマーが集まっていて賑やか。

何を触ろうかなーってことで、そういえば登れていなかった「狙い通り 2級」触ることに。
これも直上より右抜けが面白そう。
どちらも2級ってことだけど。

まっ、これも右抜けより直上が人気みたいで、右は苔コケ、苔ティッシュ。


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僕は、以前右のスラブ面へのマントルでスリップフォールしたきり。
スケさん、YSZWさんはお初っぽい。

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スケさんは、痛めた肩にムチ打って、とりあえず直登ゲット。
僕は何度かの修正で、無事に右抜けゲット。何年越し? 

YSZWさんは、保持しきれず無念の敗退。


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そこからすぐ左後ろにある「三日月兎 3級」へ。

YSZWさんは、以前触ったことがあるけど敗退したってことでリベンジ。
僕も久々に触ってみるかと、ちゃちゃっと再登完了。

YSZWさんも、案外サラッと完登してリベンジ完了。 やったね!




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ここからしばらく悪ふざけの時間。
以前から気になっていた、三日月兎から矢掛レイバックに向かう途中の面白い形状のところ。
面白そうなんだけど、ランディングが悪くマットも敷けないし、落ちれば岩か岩と岩の隙間に吸い込まれるヤツ。

とりあえずガバ棚からいろいろムーブ探ってお遊び。
思い切ったムーブが起こせるようなホールドが見当たらないなー

可能性は無くはないけど、今じゃない感。



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いやー、面白そうなんだけど、チキンには難しいなー 怖いよー

ワキャワキャしてる間に、賑わっていたエイプリルフールの岩が空いたので、
ちょっと「エイプリルフール 初段」を触ることに。
この岩も温かい・・・


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久々に触ったけど、痛くて痛くて中間部すらこなせない。
気持ちが入ってないと難しいですね、やっぱり。

こいつは再登失敗。


陽も傾いてきたので、そろそろ上に戻りますかーってことで鉄塔エリアへ移動。
少し疲れたからダラっと休憩して、僕はヌメヌメの「苦虫君 3級」登ってから「ビンゴ 1級」を。


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YSZWさんは、「苦虫君」のヌメリにやられて敗退。
「ビンゴ」や「ライトビンゴ 1級」にトライ。


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嗚呼、陽が沈む。


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僕は、なぜか「ビンゴ」にハマっちゃう・・・
滑ってるけど、そんなはずはないよー

どうも右足のスタンスを捕らえきれていないようで、
ガバカチ取りでスリップを繰り返す。
どうしたUP-MOCC! このところいい仕事してくれていたのに。

試しにシューズ履き替えてみたらサクッと再登できました。


UP-MOCC、もう伸びきってしまったのかグニャグニャ・・・
もう一足買い直しかなー


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その後は、日没までダラっと登って本日は終了。

やっぱり左肩が痛いのと、右膝の痛みのせいで膝を畳んだり立ち込んだりがキツい。
ちゃんと治さなきゃね。


それはそうと、久々に矢掛にきましたがなかなか楽しめました。
また、いろいろ再登して回ってみようかなー

てか、激おこ右抜け登れなかったのが凹む。


花崗岩ハイシーズン目前。


だんだん感じ戻ってきたし、今シーズンも楽しむぞー!




それでは、また

どうも、ノリオです
ここにきて最高気温もグッと下がってきましたね。
花崗岩シーズンもグッと近付いてきました。


あのパリっとした感覚が再び戻ってくるまで後少し。
ウキウキしちゃいますねー


しかし、今月は何かと忙しくて、あまり岩場に行けそうにない。
岩場に通って身体を馴染ませたいんだけどなー



さてさて、月曜日の話ですが、午後から急遽岩場に行くことになり、
王子か深山、はたまた"裏"か"もはや"かと悩んだ末に決まった行き先は・・・

"逆に王子に近い"エリア


・・・まっ、仮に、ですが。



5年くらい前に発見していたものの、なかなか開拓に入れなかった場所。
"裏"や"もはや"も落ち着いたので、今シーズンはこっちをメインにしたいのですが、
もう少し岩が有りそうだから数人でローラー作戦しなきゃいけません。


とりあえずこの日は、以前見付けていた岩を触ることに。

少々高めの薄被りのフェイスが一番近い場所にあるのだけれど、
そいつはもう少し寒くなってからかなーと、簡単そうな岩の開拓から。


 
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低く急峻な山なので、

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ご覧の通りランディングは斜め

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取り付けるように辺りの整備をチャチャっと済ませてトライ開始。

あっ、この日はスケさんと2人でね。


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低ーいスラブだけど、ちょっと痛いカチを保持って立ち込む、
まあ花崗岩って感じのライン。


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けっきょくスケさんが数トライで初登。
まだまだリハビリ期間だってのに、登れるもんですね


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スケさんと同じムーブだとちとリーチが足りないので、
少し違うチンチクリンムーブを探って少しトライを重ねてしまったけど完登。

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まずはカンテ無しでってことで登ったので、
お次は右カンテも有りでやってみる。

と、微妙に気持ち悪いバランスに。

ただ、ほぼほぼ同じようなムーブになっちゃうしグレードも変わらない。
どちらも4級って感じ。

それでも花崗岩初心者には楽しんでもらえるラインじゃないかなー




では、次いってみよー




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さっきの岩から少し奥に進んだところにある面白い形のやつ。
まずは中央の縦ジワの入ったところをトライ。

そこそこって感じで、直ぐに登れんじゃね?って感じで取り付いたものの、
ホールドの向きが悪くて苦戦。

おまけにかなり肩にくる


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肩の具合があまりよろしくないスケさんは中央を早々に諦め右カンテにトライ。
簡単そうに見えて、これが案外悪いみたい。


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僕はセンターのトライ続行。
あの手この手で序盤の解決策探るも、

一番良さそうなスタートのやり方で使っていたスタンスが飛んでしまい、
振り出しに戻る。


マジかー?!


辺りも暗くなってきたので、僕も右カンテに転戦。

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この態勢から画像の僕の右肩真上辺りにある一見ガバっぽい縦ホールドにデッド!

すっぽ抜けるを繰り返す。
ガバじゃない。

多分右に回り込んでしまえば簡単なんだろうけど、僕たちの開拓は大体遊びなので弱点じゃない方に敢て行ってみたり。


けっきょく吹っ飛んだりしてゲラゲラ楽しんでこの日は終了。

 
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辺りはもう夜。って感じだけど、実際は18時くらい。
ホント、日没が早くなっちゃったな。


この日の成果は4級のラインだけ。
こんなだから開拓も進まないのよね。弱い。


まあ、今シーズンは"逆に王子に近い"の開拓を楽しもうかな。



さて、次はいつ遊べるかなー



それでは、また

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