Rocks at the control

2020年02月

どうも、ノリオです
突然ですが、やっぱり指皮は大切ですね。

歳のせいか、ここ数年、歳をおうごとに指皮の再生が遅くなってきてます。
普通に一週間前の磨耗を引きずっちゃう。
傷の治りも遅いし。 あー、ヤダヤダ。

病院の待合室よろしく、どこが痛いここが痛いの話ばかりになってきました。


どこかで『指皮ナオ〜ル』売ってないですか?
知りませんか誰か。



さて、前日のガッキーさんとのサーキットで地味に指皮すり減らし、
おまけに夕方から雨ということで湿度も高そうだしってことで庭木に堆肥を与えようか岩場に行こうか朝まで悩んでいたんですが、
やっぱり行っちゃう訳なんですねー


で、向かった先は、

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Mt.GCの兄さんのV6。

痛めている左肩にべらぼうに悪い課題なんだけど、
そろそろ登っておきたい。


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んー、いつ雨が降り出してもおかしくない天気。
予想通り湿度が高くてフリクションが無い。


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時間も無さそうなので急いで準備してトライ開始。
ぐはー、やっぱり左肩がヤバイぜー

いい感じのトライもあったけど、深追いすると肩が悪化しそうだったので敗退。
また敗退。敗退。ああ、敗退さ。

で、気分転換に隣のガッキーさんの初段。


この課題も途中のムーブが分からず立ち往生。
微調整するも大きな進展なし。


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ここが結構パツパツ。

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先に右足を上げたいのだけど、パツパツで動けないのでデッドで右手寄せ。

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こいつを外すと左に流されて、この切り株近くに毎度着地。
嫌なところにあるねー

一度右手が止まり、右足もフックに代えて上部を見てみたのですが顕著なホールドは無い。
んーつって考えた挙句、仕切り直し。


が、その後、一向に右手が止まらない。
なんならどんどん高度下がってしまって、しょうもないフォールを繰り返す時間に突入。

ああ、フリクションが欲しい。


指先もヒリヒリ痛いし嫌になっちゃうぜ!



なんだか気持ちも上がらぬままダラダラとトライを続けるのも良くないので、
これがラストトライだー!と気合入れて臨んだものの、
一番しょうもないフォールかまして終了。



ナサケナイ ホント 


なんだか段々と弱くなってる気がする。
1級や初段に苦戦するなんて。


なんだか惨めな気分になりつつお片付け。


来週はMt.HGSのスラブのPを触れるかなー 乾燥してくれていればいいけど。



このままでは、本当に何も成し得ないままシーズンが終わってしまう。
もっと頑張らなきゃね。


頑張ります。


それでは、また

どうも、ノリオです


みなさん、三連休は満喫できましたか?
土曜日は雨の影響もあったみたいですが、日月とは天候に恵まれたので岩場に繰り出した方も多いのではないのでしょうか。

僕は土日と仕事になってしまい、Mt.HGSのプロジェクトを触りに行くチャンスを逃してしまいましたが、月曜日はガッキーさんと王子が岳その他周辺をぐるり一回りしてきました。

とある計画の関係でねー


今回の目的は、昔のトポには載っているが最新版には掲載されていない岩や、
曖昧な課題の確認、新しく増えたラインを巡り、
それから僕たちが開拓している"裏王子”や”もはや王子ではないエリア"の案内でもといった流れ。


早起きが苦手なので、少し遅めの午前集合。
近頃満車になっちゃう駐車場も空いていてラッキー。
僕が到着して程なく到着のガッキー。

・・・いや、これ以上韻を踏めない。


まっ、そんなことより、とりあえずエイトマン辺りに向かい歩き始めます。


数年前、石ちゃんが整備してコージーが初登した岩が反対側の斜面にあるので、
それを案内する目的。
途中、パークセンター?周辺の昔の岩を見に立ち寄ったけど、
残念ながら震災後に固められてしまい使い物になりそうにありませんでした。

件の岩の撮影をして、ひよこスラブの奥にも昔の課題があるというので触ってみることに。


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低い岩だけど、なかなか面白い課題でしたよ。
右隣のスラブはメチャクチャ簡単だったけど、そんまま上の岩をマントルすると案外気持ち悪い感じで、
2ピッチの課題と考えるとなかなか面白いかも。


その後も海側の古い課題を見て回る。


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天気良すぎて暑い。4月なの?って感じ。
当然、岩も温い。

いい天気だなーと海を眺めていると、いままで気付かなかった良さそうな岩を発見!
昔のトポにも載っていないけど・・・



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足元は固められているけど、岩登りに干渉するところは無傷だ!
いい高さの見栄えのするライン発見!

てか、こんな岩、昔の人が放っておく訳ない。
すでに登られているのだろうけど、とりあえず登ってグレード確認しましょうか。

ランディングは狭いけど、まあ、いい方でしょう。
スリップフォールはしたくないな。

カンテもクラックもポジティブに見えるけど・・・


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さっそくガッキーさんがトライ開始。
一手一足確認しながら安定した登り。やっぱり上手いなー足。


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で、一撃。
「もしかしたら4級くらいの強度かもしれへんけど、高さもあるし3級かな。」らしい。


続いて僕も触ってみる。

確かに、見た目通り比較的ポジティブなカンテとクラックで上部までは易しい。
・・・が、フットはそこまで明確ではない。

リップ前まで来たところで、あれ、ちょっと気持ち悪いぞ。
岩も温い。
岩の立地のせいで、そんなに高い岩じゃないのに高度感がある。

下を見る。
ランディング狭い。もちろんノーマット。


んー、腰チョー付けて出直します。つって一度仕切り直し。
またこれ。


どうしたんだろ。ホント、今シーズンはこれが多すぎる。
負け癖がついちゃってるな・・・
嗚呼、怖い・・・

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でも、3級じゃあ落ちないだろうし、行ってみますかー
腰チョーも付けたし!

やっぱり上部でメンタルがグラついたけど、無事完登。
いい課題でした。
まあ、マット敷くなら大した高さでもないしランディングも気にならないだろうから、
3級なんでしょうね。

見栄え、ロケーション、内容的にオススメ課題です。

さて、僕のせいで少し滞在時間が長引いてしまったので移動しましょうかー


次は、像岩。
『像岩ダイテクト』の正確なラインが分からないってことで。

とりあえず手始めに凹面を登り、それから左カンテスラブ登り、はて?
やはりダイレクトラインが分からない。
王子あるあるの下地が下がって取り付きが変わった感じなのかな・・・

凹面は5級。左カンテスラブは2級って感じ。

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けっきょくダイレクトが分からないので、一番左端を登ってこの岩は終了。

ミヤゾノリッジにトライ中のYOSSYさんやご家族で来ていたTETSUさんと遭遇。
温かいからか、今日はあまりクライマーが居ないですね。



「そういえば、馬乗りカンテが超ムズイんですよー。」って話の流れで行ってみることに。

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少し前にコージーが必死で登た馬乗りカンテ。5級だっけ?

ガッキーさんと触ってみたけど、これはかなりヤバい。
これも下地が下がってしまって課題が成立しなくなってるかもしれませんねー

「あれ? コージー、5級も登れないの?」なんて言ってゴメン。


けっきょく、ガッキーさんが気合のマントルで完登。
もはや馬乗りにならない。


「悪い。初段はあるで!」


・・・僕は敗退。ホント、悪い。



で、そこからヤスイスラブを過ぎたところに、
これまた石ちゃんが発見し整備初登をした岩があるので案内。

右カンテスラブと左カンテスラブ。ど真ん中バージョンもあり。


ササっと登ってグレーディング。
右は6級、左・ど真ん中は4級。
花崗岩の練習にはもってこいの良いラインでした。


さてさて、お次は以前から気になっていたけど触っていない、

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『アップルマッキントッシュ 1級』へ。ちょっとだけ高い。
忘れ去られたエリアにあります。

この機会に僕もトライしてみようと2人でトライ開始。
腰の上あたりまで下部がルーフになっていて、ハイステップがキツイぜ!


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いろいろスタンスを変え、バランスをみながらムーブを構築。
下部だけでもそこそこ強度高めです。ホールドも縦ばかり。
そして、ランディングは・・・岩あり、段差あり。

あっ、これももちろんノーマットでグランドアップ 泣

まあ、上部はガバクラックが見えているのでなんとかなりそうです。



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僕が下部でまごついていると、ガッキーさんは本気シューズに履き替えて下部を攻略しそのまま上部へ。

僕は撮影のためにカメラを構えていたのですが・・・
ガバクラックからリップに突っ込んだガッキーさんの動きが止まる。

「あっ、上部ヤバイ!」

ガッキーさんがいうのだから相当なのか?!



レイバックの体勢から右足をフットジャムし、クロスで左足をクラックに突っ込んでジャム。
僕はクラッククライミングをやったことが無いので、
側からみているとそのジャムが効いているのか、滑るんじゃないのかハラハラドキドキ。

下から見ていても分かるスイッチオン状態のガッキーさんは、
そのまま岩の上に。

マジかースゲー


「一瞬ヤバイかと思ったわー。手、何も無いし、フットジャムだけが頼りやわー。」


・・・じゃあ、僕はやめておきます。そんなスキルありませんし。


でも、最近の方々のようにマット敷き詰めればランディングも高さも気にならないだろうし、
挑戦する価値ありの課題かもしれませんね。


ガッキーさん曰く、初段らしいです。


で、同じ岩の登れそうなライン確認したり、周辺の多分誰か登っているであろうけど、
数年前に僕らが登ったラインを一通り案内。
もうかなり自然に還ってる・・・

ここまででちょっと時間を掛け過ぎてしまい陽も傾いてきちゃいました。
急いで"裏王子"に移動。

ここは以前ガッキーさんにも紹介したエリアですが、
もう一度ザーッと見て回りました。

久しぶりに入ったけど、ところどころ道が切り開かれている気配。
誰か違う人が入って道作ったのかな?

"裏王子"にはあまり課題数が無いのですが、まあ王子のサブエリアって立ち位置でしょうか。



"もはや"も案内する予定だったけど、時間がもうあまりないってことで、
"裏"の入り口のボルダー登ってグレード確認して終了。

 
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易しいグレードだけど、絶妙に嫌な感覚。


エリアをザーッと見て回り、そんなにトライ回数を出していないけど、
地味に指皮すり減らしちゃった。

しかし、今日はなんというかガッキーさんとのスキルの違いこれでもかというくらい感じた一日でした。
やっぱり経験値の差か。修羅場をくぐり抜けた数が違い過ぎる。
基礎的な部分でも。

今シーズンはメンタルが弱っていて、それが登りにもかなり影響していてスランプ。
いい刺激をいただけました。
シーズン残りわずかだけど、頑張ろっと。



さてさて、次回は"もはや王子ではないエリア"。まっ、3月入ってからだねー



明日も休みだけど、天気が微妙だしどうしようかなーとか思いながら、
この日は終了です。



それでは、また

どうも、ノリオです
なんだかぐずついた天気が続き、せっかくのお休みの日曜日は雨で岩場に行けず。
暖冬で今シーズンは短そうな花崗岩シーズン。

一日も無駄にしたくないなぁ・・・


で、前日の夜まで雨がふったものの、風も強そうだしすぐに乾くだろうと、
月曜日はまたまた深山公園へ。


先週の宿題の回収しなきゃなー


今回のメンバーは、KEITAくんとDHちゃん、2年ぶり?なボルダーのミミハムさん。
個人的な願望では直ぐさまあの岩に行きたいのだけど、
DHちゃんやミミハムさんにも楽しんでいただかないといけないので、
先週DHちゃんが登れなかった『崖っぷち』側面の4級へ。

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リードで備中には頻繁にいっているけど、ボルダーはまったくのミミハムさん。

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久々の花崗岩だけど、4級はさすがに余裕でゲット。
ひゃっほー

しかし、天気予報で西南西の風8〜9メートルとは知っていたけど、
岩の上に立つと煽られて落ちそうになるくらい風が強い。

この強風のせいで、体感気温もかなり低い。


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先週は取り零したDHちゃんも、今日はサラッと完登。
やったね。

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前回触らなかったKEITAくんも登ってみた。

よし、じゃあ、次行ってみよー!



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で、到着。この岩。先週に引き続き。


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日は照っているものの、ここも風が強い強い。
足拭きマットとかチョークバッグとか飛ばされちゃう。

ガレ場降ったりして疲れたので少し休憩して、各々課題にトライ開始。


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ミミハムさんはひとまず右側面の6級?をサラッと。

僕は右端の1級を回収しようとアップも無しにトライ開始。
2便目で先週こなせなかった下部をスルスルと抜けて上部へ突入。

あれ、こんな筈じゃない。
もう少し時間かかるはずだったのに。

身体が温まっていないし、岩は冷たいしで手の感覚が無い。
あまり上部のことを考えずに突っ込んでしまったので、
行きつ戻りつ繰り返しその場に停滞。

やばい、感覚無いし腕も張ってきちゃった。


突っ込もうか下ろうか・・・行きつ戻りつ。



・・・よし、とりあえず仕切り直そう。


少しクライムダウンして地面へジャンプ。
うーん、ビビっちゃった?

ナサケナイ



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そうこうしているところで、KEITAくんが左側面の初段を始めたので僕も参戦。
身体温めないと。

DHちゃんとミミハムさんは正面の2級。
出だしに苦戦していたけど、要領つかんで上部まで。

が、やはりリップ触って行きつ戻りつの繰り返し。
そこ怖いよねー

一方、初段にダダはまりした僕とKEITAくん。
KEITAくんは一度マントルの体勢になったものの、返しきれずフォールしちゃった。
その後は上部までも行けないトライが続く・・・

僕は1級を撃てばよかったのだけど、
途中雪混じりの雨がふっらりしてカンテが濡れたりしちゃったのでタイミング逃してそのまま。


少し風が弱まったタイミングでミミハムさんがドローン取り出して飛ばし始める。
が、弱まったとはいえそこそこの風。

直ぐさま変な方向に飛んでいき、目視する間もなく風に流され遭難。
マジか。

GPS付いているから直ぐに見付かるだろうと一人救出へ向かう。


残ったメンバーはトライ続行・・・
しかししばらくしてもミミハムさんが戻ってこないので、
僕たちも捜索(ミミハムさんのね。)に出る。


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3人でローラー作戦。

「もう戻る。」との連絡が入り、もといた場所に戻って待っていると手を切り傷だらけにしたミミハムさんが戻ってきた。

もちろん、手ブラで。


MAP見ながら探したみたいだけど、近付けば遠のき近付けば遠のきを繰り返し、
気付けばかなり向こうの方まで歩かされ、挙句見付けられず。

トホホ


まあ、また後でみんなで探しましょうってことで、
ひとまずボルダリング。

結局各々どうにもならず、ドローン捜索を開始することにしました。


再びMAPで位置情報共有し、保存。
さあ、ローラー作戦だ!


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ここにあるらしい。

捜索開始から程なくして「あったみたいです。」との連絡が。
ちゃんとこのポイントに不時着していたみたいです。

ホント、よかったよかった。


そんなこんなでいい時間になってしまったので、
別のエリアに移動することに。

途中、すぐ上の先週からの宿題となってしまった2級を回収しようと立ち寄りトライ。
一便目から上部に突入。
ここから回り込んで立ってしまえば終わりかなーってところでどうも手が滑る。
下には岩。

・・・

腰チョー付けて出直そうとクライムダウン。


またビビってしまった。



どうも今シーズンはこれが多い。
気持ちが負けちゃってる。

自分のクライミング技術に自信が無い。

ホント、情けないです。


でも、こんなメンタルで突っ込んでもいいことないし、
他のメンバーを待たせちゃってるのでそれも気が引ける。


今度はソロで来なきゃいけないですね。
集中して打ち込みたい課題があるときは。



さて、日没までまだ少し時間があるので、
DHちゃんやミミハムさんが触れる課題があるエリアに向かいました。


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5〜2級くらいの課題でセッション。
ドローン捜索で疲れているからこれくらいがいい。

低いながらも、瀬戸内海のボルダー感満載の課題たち。


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苦戦しながらも楽しんでくれています。


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最後はバランシーな3級でセッションして終了。

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ボルダーが久々のミミハムさんも楽しかったと言ってくれたので一安心。
まっ、あのままドローンが発見できていなかったらこの言葉は出なかったでしょうけどねー


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今日は風が強くて予想以上に寒く、雪が舞ったりドローンが居なくなったりとハプニングがあったけど、
楽しんでいただけたようでなによりです。


さて、来週のお休みはどちらも天気が良さそう。
だけど、日曜日は仕事になってしまった。

Mt.HGSのプロジェクト触りたかったんだけどなー


どうしよう。



それでは、また

どうも、ノリオです



もう指先から身体から、いたるところが痛い。
連休初日のスラブのPで頑張り過ぎて、2日目は散々。
ナサケナイナー

ってことで、月曜日の記事を。


この日は、ガッキーさんに深山公園の新しい岩を教えてもらったので触りにいってきましたー


本日のメンバーはKEITAくん、DHちゃん、Iさんと僕。
天気も良くて岩の状態も良さそう。

件の岩は、登山道から外れて斜面を下った先。
Google Mapで確認して、この辺りからだろうと道を逸れて・・・

ちょっと間違えて若干のトラバースの末に到着。



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これこれ、この岩です。

初段・1級・2級・3級・5〜6級?があるようです。
なかなかの存在感。素敵。

岩探しで少し草臥れたので休憩。


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普段から登山しているIさんはすぐにアップ開始で5〜6級をトライ。
なかなかの高さなので、登りごたえはありそう。

あんなに天気が良かったのに、急に嫌な雲が出てきて時折雨がパラついたり、
強風でグッと寒くなったかと思えばまた太陽がでてポカポカとか。
なんだか安定しない天気となりました。

僕は、アップを終えたIさんと2級のラインを触ることに。
昨日裂けた指先にはテーピング。ちょっと保持感が悪い・・・


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出だしから昨今のボルダリング課題っぽい形状のクライミング。
コツを掴めば、後はスルスルとリップまで。

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が、ここからが核心でした。
そういえばここは深山公園。

マントル核心、お決まりのね。

あまいリップ押さえたまま足上げー いやいやいや。
怖い。
突っ込めば終わるのだろうけど、ビビリの僕には無理。
全力でクライムダウンすること数便。


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そんな中、KEITAくんが「あれ、悪い。」「あっ、なんで足上げちゃったんだろ。」、
「どうしよう、落ちる。」とか言いながらしばらくモゾモゾ。

もう引き返せない体勢になっちゃってたので、意を決して完登。
いやー、度胸あるねー
今日の僕にはそのメンタルの強さ無いわー

なんだかすごく主張してくるの、ランディングの岩が。
因みに、その岩の上から始めると3級みたいです。


けっきょくKEITAくん以外はビビり敗退。


で、お次は右端の1級のライン。

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これがまたなかなか悪い。
あれれー、1級なのに下部からこなせないじゃないのー

2日目だし、指先裂けてるから半分エンクラ気分で来てたけど、
なんだか凹むなー

気分転換に左側面の初段へ。


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みんなでオブザベしてみたけど、よくわかりません。
なのでトライ開始。

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KEITAくんがいい感じっぽかったけど、
中間部から上が意味不明っぽい。

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僕もなんだかなーな感じ。
とりあえずスタートのフレークが痛い痛い。

なんだかなー


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いい感じだったけど、やっぱり途中から意味不明でKEITAくんも敗退宣言。
恐るべし深山。

一方、久々にクライミング復帰したDHちゃんは、
5〜6級のライン登って、近くのマントル課題にチャレンジ。

そもそも、外岩の経験もほとんど無いので・・・

だだハマり。


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KEITA師匠が手解きするも・・・あっ、いや、ちゃんと完登できました。

太陽出たり雨降ったり忙しい空模様は依然続き、
また1級に戻ったり初段触ったりしたけどフリクションも悪くなってっきちゃった。

そろそろ戻りながら登ろうってことで、
すぐ上にある別のNEW課題へ移動。

確か・・・2級だったかな?

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好きな形状の岩です。

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ランディングが狭いので、離れたところに荷物置いてトライ開始。

出だしからなかなか癖のある感じで、バランシーだし小テクも必要。
嗚呼、花崗岩だなーって感じで好き。



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・・・これがなかなか悪い。
この手の顕著ではないラインは慎重に探りながらね。

ランディングも狭いので、余計慎重に(ビビってるだけ)なる。

ちょっと上部の捌き方が分からない。


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花崗岩慣れしていないKEITAくんも上でモゾモゾとしています。


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夕日に照らされてロケーションは抜群の時間帯。
・・・この後、足が突然スリップして面白フォールします。

5・4・3・2・1・わーーーーーーーー


ホント、怪我なくてよかったねー
あわや足元の尖った岩に着地するところだったねー はは


オレ、生きてる!


けっきょく時間も時間なので、今回は宿題にして最後にDHちゃんに4級を登ってもろうと移動。
名前知らないけど『崖っぷち』の側面のやつ。


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やっぱり岩慣れしていないので出だしから苦戦。
それでも感じ掴んで上部に達したのだけどもー


5・4・3・2・1・・・わーーーーーー


クルッと剥がされて下にある岩を背中で滑り降りてくる面白フォールで終了。



背中擦りむいちゃったけど、


オレ、生きてる!




ははは、いいねーいいねー無事で何より。


なんだか散々な内容だったけど、新しい岩は内容も面白い課題が多いし、
指皮治してリベンジしたいですね。


今度はビビらずにね。へへ





今日はなんだかメンタル的にも身体的にも不安要素が多すぎた。
次回は頑張ります。



それでは、また

どうも、ノリオです

このところ、やっと冬っぽい寒さになってきましたね。
それでも、まだまだ冬本番って感じも薄く、このまま春になってしまうのではと不安になってしまいます。

花崗岩シーズンが足早に走り過ぎていこうとしている・・・


さて、そんな冬っぽさ十分な日曜日。
空は快晴、気温も湿度も低め。
これ即ち花崗岩日和。

数日前にスケさんから連絡があり、久々にMt.HGSのスラブのPに行くことに。


ここは、一昨年のあんなことが起こってしまい、で中々行くことがはばかれていたエリア。
本当に久しぶりです。


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エリアに到着。日差しは暖かいけど空気はキンと冷えています。
寒いなー

このエリア、アプローチに入った途端に一段と気温が下がる場所で、
ここの冬の寒さは侮れません。
少し厚着をして出発。


そして、一番始めに出迎えてくれるのがー

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このスラブのPの岩。

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嗚呼、いつ見ても美し過ぎて見惚れてしまう・・・
美しいあまり、フットがシビア。


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このリップの凹みを目指しているわけですが、何年も辿り着けていません。
まっ、僕達が弱いだけなんですけどね。


ホント、久々なので入念に整備掃除済ませ、
しばし休憩や準備運動済ませトライ開始。

やっぱりここは寒い。

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岩が冷た過ぎて指先の感覚がどんどん無くなっていく。

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いきなり序盤で苦戦を強いられてしまいます。

岩、冷てー

シューズ、冷てー


指先、感覚無ぇー



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調子を取り戻すのに少々時間がかかったけど、
なんとか以前の高度まで到達。

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まっ、ここからが核心なんですけどねー

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2人でああだこうだムーブを探ります。

で、僕が少し解決出来そうな方法を見付け、
その精度を上げようとトライしているとー


パッかーん!



???!!!



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嗚呼、キーホールドの右手の薄いフレークが割れてしまいました。
なんてこった トホホ

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ムーブ組み直さなきゃいけないのかな・・・


焦って剥がれた箇所を見てみると、
おやおや? なんだか、前より・・・


良くなってないかい?



確認してみるとガストンの角度でガバカチになってる!
これにより、さっきのムーブがやりやすくなっちゃったぜぃ。


・・・といっても、少しやりやすくなった程度で、
やっぱり悪い。


それでもトライを重ね精度を上げていくと、

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初めて左手を上げることに成功!
なかなか悪いデッドになっちゃうけど。

うわっ?! 見た目より保持れないんですけどー


ここから上の水平クラックを目指したいのだけど、
実はここからが核心でした。


足元はスラブだけど、そこから上は垂壁。
綺麗すぎる岩肌にフットが見当たらない。


僕より身長が高い人は伸びれば届くかもしれないけど、
もう一歩は立ち上がらなきゃいけない。

わっ、悪い。


まだまだ精度の低いデッドで何度か左手上げて、
フット変えて・・・



おや?

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めっちゃ、血ぃー出てますやん!



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やってもーたー

これからってところで。
少し高度が上がって完登の兆し見え始めたのに、なんでー


テーピング巻いてもなんとかなりそうなので、
そのままトライ続けていると左手の指も裂けちゃった・・・


もうダメだ。今日は諦めよう 泣



スゲー残念だけど、指皮治して出直せばこれはもしかしてもしかするかもしれない!
次回は必ず登ってみせる!登りたい!登らせてください!


スケさんも指先やっちゃったので、まだお日様が沈むまで時間あるけど撤収。


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まだこんなにも明るい。


どうしよう・・・ 聞けば、どうやら矢掛に別パーティーが来ているようなので、
じゃあ、行ってみましょうかーってことになり移動。


思ったより時間掛かっちゃって、到着すると日没間近。

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嗚呼、沈んじゃう。

『激おこー』のところに別パーティーが居るってことで合流し、
急いでシューズ履いて駆け足で登る。

うむ、やっぱり面白い課題だ。



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するとみなさんお片付け始めたので僕達も急いで撤収。

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本当に天気のいい一日でした。

こんな日が続けばいいのに・・・



指先やっちゃったけど、少しは進展あったし完投の可能性もグッと高くなったし。
なんだかんだ楽しい時間を過ごせました。


こんな指だけど、明日の月曜は深山に行く約束が。
岩、触っちゃうんだろーなー
なんだかんだで、結構本気で触っちゃうんだろーなー 僕。


お薬たっぷり塗って寝よっと。


それでは、また

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