Rocks at the control

2020年11月

どうも、ノリオです

11月も終盤に差し掛かるも、一向に寒さがやってこない。
どうしちゃったんでしょうね。

どこかで今年の冬は寒くなると聞いたのですが、ただの噂だったのかな。

もう12月はすぐそこなのに・・・。


さて、世の中は三連休の最終日となる月曜日。
個人的には普通の休日。


前予報では連休の気温グッと下がるとのことっだったけど、
蓋を開けてみればポカポカ陽気。 Go To なんちゃら日和。


ちょっとワクワクしていたのですが、ガッカリ。
でも岩は触りたいので以前から気になっていた岩の様子見に行ってきました。



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開拓者のガッキーさんが、「見栄え、内容ともに深山公園でトップクラスのいいライン!」と、
初登した直後に教えてくれていた『フシアナ』。

駐車場も離れていて、しかもこのラインしかないエリア。
ごく一部のマニアしか来なさそう。

思ってたよりは高くはないけど、低くもない。
ランディングも悪くはないけど、良くもない。

しばらく岩の観察。



しかし、暑い。岩、ぬるい。

到着してすぐにTシャツ一枚になりまったり休憩。
待ち合わせのsuepeeが来るまで2時間はある。


なんだかポカポカ過ぎて眠くなってきちゃった・・・

寝不足が続いてからの休日。眠いです。


横になってウトウトしかかったのですが、ふと「この岩の下降路ってどこなんだろ。」と気になり、
起き上がって岩の周りを確認。

両サイドは切り立っていて高さもある。
裏側から左の谷間に下ればなんとか戻ってこれそうだ。と、その谷間(羊歯だらけ)に足を突っ込むと昨日の雨でグズグズ。ダメだ。

じゃあ、ぐるっと大回りしてみるかと隣の尾根に移動し岩の上を目指す。


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隣の尾根からの眺め。
まあ、ボチボチ高さはあるけど上のスラブの傾斜は緩いかな。

なんだかんだ大回りしてー

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やっと岩の上に到着。
山の斜面もあって、高度感は抜群。


この岩の真後ろには2m弱の岩がありました。マントルして戻らなきゃ・・・

まっ、最悪大回りすれば戻れることを確認して来た道を引き返す。



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suepeeが来るまでまだ時間があるので、401(このブログの創始者)お手製餡子を使った餡バタートーストサンド食べながら待つ。

美味いわー、まったりするわー



待っていると、予定時刻にsuepee登場。どもども。

準備して2人で入念にオブザベ。

フェイス部分は顕著なホールドがあるが、上部スラブ面はどうなのか。
恐らくスラブ面への立ち込みが核心と思われる。


まずはオッサンが突撃。まっ、憶病で慎重派の僕は一撃とか狙っていないのでアップも兼ねてと取り付く。
縦ホールドがトゲトゲしくて痛い。我慢ならず低空飛行で降りて来る。


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suepeeオブザベ中。いざ!

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一登目から慎重に、そして大胆にこなして核心部と思われるスラブ面手前まで到達。
彼、ときに思い切った行動に出るのでまさかの一撃があるかも?!

と期待して見ていたけど、やはり核心部はそこらしく、いろいろ探った末にクライムダウン。


2人でああだこうだとムーブ予想しながら作戦会議。
これもクライミングの面白い時間。

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僕はsuepeeより遅れをとりながら少しずつ核心部に迫る。

探ってはクライムダウンを数便繰り返し、

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suepeeがついに行動に出る!

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右足上げた! そのまま一気に立ち込むのか?!

・・・この体勢のまま右手を探るが決め手に欠けるようで、決死のクライムダウン。
わー、悪いのね。

suepeeがこの後仕事みたいなので、僕も最後の一便を出すことに。

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気持ちのいい立ち込みパートをこなして、

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ここでスラブ面の観察。どないしょどないしょ。
何通りかのイメージは出来たものの、どうもスイッチ入れられずムーブに興せない。

そう、これをメンタル敗退と呼ぶ。


けっきょくクライムダウンして終了。



恐らく、恐らくいままでにこれ以上に悪い核心をこなしてきたし、突っ込めば必ず登れるのは分かっているのだけど、ダメでした。

待てよ、この感じ。先シーズンと同じじゃないか。
臆病者の"僕"が出てきてる。マズいなこれは。

この岩よりも高いやつもこなしてきたし、登れる技術はあるはずなのに気持ちが負けている。
また? またなのか?


なんだか生温い岩。
ジムで痛めた力が入らない右腕と、前の王子で痛めた右足の親指。
そして、憶病なので日頃は慎重に登る(無理しない)為にノーマットでトライしているのだけど、
さすがに今日は、2人とも背負ってきたTHE SPOTで気になる切り株を覆ったりしてのトライ。

まあ、SPOTなんてほぼほぼ地面に着地するのと変わりがないけど、地面よりはマシ。


ただ、こういう時には頼りにはできないのでビビって突っ込むことが出来ない。

必ず登れるラインなのに。


ビビってた。そう、ビビってただけなんです。要するに。 言い訳ばかりです。


まあ、それはそれとして、「フシアナ」。面白いラインなので次回は必ず登りたい。
もう少し気温が下がってくれれば・・・。


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今シーズンは、こんなメンタル敗退は限りなく無しにしたいな。
痛めたところも早く直さなきゃ。



さあ、シーズンはこれから。いっぱい岩で遊ぼう!



地元では数少ない花崗岩仲間のsuepee。ありがとうございましたー。


また遊んでやってください。


それでは、また

どうも、ノリオです

11月も中旬。本来なら日に日に増す花崗岩シーズン感にテンションが高まる時期なのですが、
今年の僕はマズい。

まず、どうマズいかというと、2ヶ月ほど前にジムで痛めた右腕が悪化。
最初は軽い肉離れか筋を痛めただけかと思っていたけど、どうやらそうじゃない。

日増しに痛みが広がり、親指から肘にかけてが酷く痛む。
そのうちに肘が疼き始め、痛みが上腕にまで達する。保持はしていられるが全く引けない。
力が入らない。

おまけに先日もジムでホールドを捏ねた際に左手親指が痺れはじめた。
痛みは無いし、力が入らない訳では無いけどゴワつきがある。
そして軽く腰も痛めた。

そう、ベストシーズン直前にして身体がボロボロ。


今シーズンこそは、Mt.HGSのスラブのPを終わらせて、"もはや”に残しているPや、その近くの別のエリアの開拓、深山の新しい課題を登ったりとやりたいこと一杯なのにこの有様。


なんだか気持ちがまったく上がらない。もちろんジムでも同じ。やる気が出ない。


しかも、勤務変更のせいでお休みが平日となってしまい、いつもの面々とも登ることができなくなってしまった。


 正直、僕にとってクライミングは遊び道具の一つという捉え方なので、別にグレードを追う訳でもなく、上を目指している訳でもない。
"楽しいこと"が一番だと思っている。でないとやっている意味がない。
"遊び"なのだから。

まあ、遊ぶからには全力でやりたい。

でも、それにはセットとセッティングが重要で・・・。
グッドであって、バッドではいけない。

これは若い時期にある体験をしたことで痛感している。


現在はセッティングが悪いためにセットに影響が出ている。
このままだとバッドに陥りかねない。


そんな不安を抱えつつ休日を迎えた訳です。



なんか前置きが長くなってしまいましたが、気分が乗らないけどなんとなく王子に向かったお話。


気温高く、岩場に行くのもなぁと家でだらだらしていたものの、
このまま家で休日の終わりを迎えるのもなんだか癪なので日没間近の王子が岳までとりあえず車を走らせる。

到着すると平日にも関わらず駐車場にはたくさんの車。
しかし、どれもクライマーではなさそう。

平日だし暑いし。そりゃ、居ないわな。



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西日を浴びて赤ら顔のニコニコ岩。


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とりあえず王子に来たら挨拶しなきゃね、なグリコに取り付く。
気持ちの無い第一トライ。で、まさかのしょーもないフォール。
情けない。マジか?おれ。

次で登って、さとどうするか。


グリコのフォールがいまの僕の状態(身体的、精神的)を象徴しているようなので、
ちょっと高いボルダーは危険っぽい。


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まあ、ボーッと景色を眺めながら考えるかなーと、ハングのマントルの横をすり抜けてミラースタンドの上に荷物を降ろし暫し放心。

何やろっかなー


あっ、そうだ!と振り返ると『ブラックガンバ初段』が目に入る。

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コンプレッション&マントル、そして低い。
これだ、これ!

思いっきり力んで身体と心に喝を入れよう!


こんな暑くて岩が温い日には適していない課題だけど、なんとかなるだろうと取り付く。
二、三度リップ止め失敗してからのマントル。

ぐぐぐ、だはー???!!! ぬめるー ひゃー


すぽーん


とすっぽ抜けフォールした瞬間目に入ったのは背後の木。
で脇腹強打。

ひゃー、マジ痛ぇー


だー


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いいところに生えてやがる。

イテテ、痛い。けど、なんだかこの痛みでやっと目が覚めた!


やってやるぜー!!!



その後も、もう終わるって体勢から滑ってフォールを繰り返し、
さっきの木でお尻打ったりつま先から着地して右足親指痛めたりの絵に描いたような踏んだり蹴ったり。

やっぱり右腕に力が入らないせいでマントルも碌にこなせない。

ナサケナイ。脇腹痛い、ケツ痛い、足の親指痛い。


とほほ


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もう日没か・・・。

とりあえず諦めて隣の『バランススマッシュ5級』へ逃げる。
もう暗い。

離陸してリップ触ると苔でも生えているのかヌルヌル。
暗くてよく見えないので手探りで結晶捕まえて、フットも感覚で捕まえて登る。

5級だけど、この状況で登るとちょっと悪く感じちゃった。


もう真っ暗になるので、ぐるっと回って安藤くんでも登って終了にするかな。



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途中、『瀬戸内ブルー3級』の岩の上から児島下津井方面を眺める。
とても綺麗な景色。

しばらく眺めてから安藤くんへ。


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歩道の舗装工事の関係か、スタート足元にはガラが敷かれてる。
せっかく地面が下がって、このまま下がり続ければ面白スタートになると期待していたのに余計なことを・・・。掘り返してやろうか。冗談ですが。


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持って来た小さなライト一発で岩をライトアップ。
『安藤くんのカンテ2級』ちゃちゃっと登る。

しかし、iPhoneのナイトモードは優秀ですね。

まっ、撮影の為にこのポーズのままジッとしていたことは内緒。



あーあ、結局まともに登れなかったなーと駐車場に戻ろうと暗い遊歩道を歩いていると、
駐車場手前至近距離でイノシシの子供の鳴声。これ、やばい。

間髪入れず超至近距離から親イノシシの威嚇がはじまる。
勘弁してくれ。

姿見えないけど、すぐ目の前の茂みにアリアリと気配。


こいつはマズいことになりそうなので、少し来た道を戻りどうしたものかと。


そういえば上に第二駐車場まで伸びる道があったなと思い出し、そちらから回って帰ることにする。
階段見つけて登っていくと拓けた展望地に到着。そういえばこんな場所もあったな。

ここからは児島の街がよく見える。


またしばらく眺め、放心。


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遠回りして無事に駐車場に到着。本日のクライミングは終了。



気持ちが入ってないときに岩場にくるのは危険。
それが分かっただけ。それだけ。そんな休日が終わる。


さてと、こんな状態で今シーズンはどうなることやら。



まずはどこかに忘れてきたモチベーションってやつを見付けないとね。


どこに置いてきちゃったかなー



それでは、また

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