どうも、ノリオです



11月も終盤に差し掛かるも、一向に寒さがやってこない。
どうしちゃったんでしょうね。
どこかで今年の冬は寒くなると聞いたのですが、ただの噂だったのかな。
もう12月はすぐそこなのに・・・。
さて、世の中は三連休の最終日となる月曜日。
個人的には普通の休日。
前予報では連休の気温グッと下がるとのことっだったけど、
蓋を開けてみればポカポカ陽気。 Go To なんちゃら日和。
ちょっとワクワクしていたのですが、ガッカリ。
でも岩は触りたいので以前から気になっていた岩の様子見に行ってきました。
駐車場も離れていて、しかもこのラインしかないエリア。
ごく一部のマニアしか来なさそう。
思ってたよりは高くはないけど、低くもない。
ランディングも悪くはないけど、良くもない。
しばらく岩の観察。
しかし、暑い。岩、ぬるい。
到着してすぐにTシャツ一枚になりまったり休憩。
待ち合わせのsuepeeが来るまで2時間はある。
なんだかポカポカ過ぎて眠くなってきちゃった・・・
寝不足が続いてからの休日。眠いです。
横になってウトウトしかかったのですが、ふと「この岩の下降路ってどこなんだろ。」と気になり、
起き上がって岩の周りを確認。
両サイドは切り立っていて高さもある。
裏側から左の谷間に下ればなんとか戻ってこれそうだ。と、その谷間(羊歯だらけ)に足を突っ込むと昨日の雨でグズグズ。ダメだ。
じゃあ、ぐるっと大回りしてみるかと隣の尾根に移動し岩の上を目指す。
まあ、ボチボチ高さはあるけど上のスラブの傾斜は緩いかな。
なんだかんだ大回りしてー
山の斜面もあって、高度感は抜群。
この岩の真後ろには2m弱の岩がありました。マントルして戻らなきゃ・・・
まっ、最悪大回りすれば戻れることを確認して来た道を引き返す。
美味いわー、まったりするわー
待っていると、予定時刻にsuepee登場。どもども。
準備して2人で入念にオブザベ。
フェイス部分は顕著なホールドがあるが、上部スラブ面はどうなのか。
恐らくスラブ面への立ち込みが核心と思われる。
まずはオッサンが突撃。まっ、憶病で慎重派の僕は一撃とか狙っていないのでアップも兼ねてと取り付く。
縦ホールドがトゲトゲしくて痛い。我慢ならず低空飛行で降りて来る。
彼、ときに思い切った行動に出るのでまさかの一撃があるかも?!
と期待して見ていたけど、やはり核心部はそこらしく、いろいろ探った末にクライムダウン。
2人でああだこうだとムーブ予想しながら作戦会議。
これもクライミングの面白い時間。
探ってはクライムダウンを数便繰り返し、
・・・この体勢のまま右手を探るが決め手に欠けるようで、決死のクライムダウン。
わー、悪いのね。
suepeeがこの後仕事みたいなので、僕も最後の一便を出すことに。
何通りかのイメージは出来たものの、どうもスイッチ入れられずムーブに興せない。
そう、これをメンタル敗退と呼ぶ。
けっきょくクライムダウンして終了。
恐らく、恐らくいままでにこれ以上に悪い核心をこなしてきたし、突っ込めば必ず登れるのは分かっているのだけど、ダメでした。
待てよ、この感じ。先シーズンと同じじゃないか。
臆病者の"僕"が出てきてる。マズいなこれは。
この岩よりも高いやつもこなしてきたし、登れる技術はあるはずなのに気持ちが負けている。
また? またなのか?
なんだか生温い岩。
ジムで痛めた力が入らない右腕と、前の王子で痛めた右足の親指。
そして、憶病なので日頃は慎重に登る(無理しない)為にノーマットでトライしているのだけど、
さすがに今日は、2人とも背負ってきたTHE SPOTで気になる切り株を覆ったりしてのトライ。
まあ、SPOTなんてほぼほぼ地面に着地するのと変わりがないけど、地面よりはマシ。
ただ、こういう時には頼りにはできないのでビビって突っ込むことが出来ない。
必ず登れるラインなのに。
ビビってた。そう、ビビってただけなんです。要するに。 言い訳ばかりです。
まあ、それはそれとして、「フシアナ」。面白いラインなので次回は必ず登りたい。
もう少し気温が下がってくれれば・・・。
痛めたところも早く直さなきゃ。
さあ、シーズンはこれから。いっぱい岩で遊ぼう!
地元では数少ない花崗岩仲間のsuepee。ありがとうございましたー。
また遊んでやってください。
それでは、また
