あっ、ここから画像無いです

さあさあ、急いで下山すんべと細い山路を対向車に気を付けながら下って行きます

ちょうど中盤に差し掛かったところでノロノロと登ってくる車二台 ......

車を脇に寄せてやり過ごし、
一台が横を過ぎ続く二台に目をやったときどうも雰囲気がおかしい

なんかフロントグリルの奥が光ってんですよ

変わったイルミネーション... いや、

「あの車、燃えてね?」
ヨーイチ君、それ正解だよぉ

てか、マジでエンジンルーム燃えてんじゃんよ

ちょいちょいちょい、止まれ止まれ

窓から身を乗り出して対向車を止めます

「車、燃えてますよ

「えっ?」

「いやいや、燃えてますって

「ええ
運転してたオッサンが飛び出してきてボンネットを必死に開けようとしてます

てか、熱くねぇの???

オッサンの後から婆さんと男の子が燃える対向車から飛び出してきて現場は賑やかに

いや、待てよ...

エンジンルーム燃えてんのって不味くね???

まずはこっちの車を離さなければ

急いでバックし距離を取って車を止め、
僕とヨーイチは車から降りて燃えるエンジン搭載の対向車に駆け寄る

「おい、おい 取り敢えず子供 離れとけよ

ボンネット開けたらメラメラと炎が上がってます

もう持ってる液体で消火作業だ

ちょうど道路脇に小川も流れてんじゃない

どんどんかけろぉぉぉ

...嗚呼、本当に小川があってよかったよ
あれなかったらどうなってたことか

とりあえずは鎮火成功...

どうもプラスチックパーツが外れてエンジンに接触、
発火したみたいで...

ドロドロに溶けたパーツを除却し、
煙が出なくなるまで放水

まあ、これでなんとか治まっただろうけどこれ以上上を目指すのは危険だろうと、
これ満場一致

婆さんにお礼の言葉を頂き、
いまだ少々テンパったオッサンは強引にUターンした際にフロントフェンダーをバキり...

(てか、そんな直ぐに車動かして大丈夫かいな)

僕たちが車に戻ってみるともうその姿影形無く、
けっこうな速度で下っていったご様子


「オッサン、完璧にテンパってたな...」

「俺たち、親子三代の命を救ったよな?」

「ああ、俺たち名も無きヒーローだぜ!!!」

嗚呼、なんだかとても気分がいいぜぃ

「よし、もう会議行くの止めたw」

「良いことしたしなw やめろやめろ

事故に足止めされたと偽装し、
会議をブッチしたヨーイチ...

笑顔の彼は、この後自身の身におこる災難をまだ知る由も無く...

僕らの車は一路、rocksに向かうのでありました