・・・っといっても、



いまだかつて瑞牆の3日目の記事をアップしたことがないから、
副題を見ても何のこっちゃな感じか、ノリオです



さあ、ここからは未知の世界。



今回も書きかけのまま放置とはならないように頑張ります




さて、この時点で3日目の記事を書きはじめて3日。
どこから書こうか・・・


そうそう、3日目に差し掛かるころから雨が降り始め、
前日よりも量も多く時間も長く続き、

それでも朝起きてみると思ったほど影響はなさそう。


しかし、まだ岩は濡れているようなので少しのんびり



ピカル兄さんは石浦くんと『アサギマダラ』を見に出掛けていきました


元気だこと・・・




01
太陽がそろそろ頂から顔を覗かせる時間

何はともあれ今日が最終日。


初日に捻ってぷっくり腫れていた左足首はまだそのままで、
しかし昭和の男は身体が強いのか、はたまた驚異的な回復力を持ち合わせていたのか、

今朝から痛み無し



やってやるぜぃ




空も快晴になったことだし、
あの憎き『裂けた青空』を落としにかかろうと散歩から帰ってきたピカル兄さんと朋太郎と出発


ノムさんノンさん、朋ちんは『指人形』へ


スケさんや石浦くんは山形県エリア。


もうメンバー散り散りに。




そうそう、散歩に出掛けていたピカル兄さんの情報だとまだ岩が湿っていたみたいですが、
我々には時間が残されていないのだ




05
さて、このかっこいい『裂けた青空』を今日こそは

幸い陽当たりも良く、岩は濡れてない


気温がすぐに上がってしまいそうなので、ゴールデンタイムは一瞬しか残されていない



06
初日になかなかいい感じだったピカル兄さん。

しかし何か感じを忘れてしまってモゾモゾ



07
僕は直ぐにリップを止めるところまでは到達も、
押さえておくのがやっとで次第に滑ってくる掌がフリクションを失い何度もフォール

手を替え品を替え、いろいろやってみるも右手をどうしても後少し右に押し込めず




08
ピカル兄さんもリップ目前まで到達しましたが・・・

09
こういう課題は恐らく初めてであろう朋太郎もトライ

やっぱり苦戦


どうにもこうにも滑りが酷くなってきたので・・・




さっと諦めます



はい、宿題回収ならず




続いては、

ピカル兄さん本命の『天の川』へ



岩も完全に乾いてますよ




02
もう少しで核心越えるってところまでいくが、、、

やはり核心。 そこで阻まれる


・・・で、面白フォール。


03
僕は滑りにビビって核心の入口で逃亡

こちらも次回の宿題になってしまいました



で、何かみんな登っちゃったので気になって『百里眼』に取付く僕



相変わらず左手のポケットがしっくりこない・・・



持ててない。




弱弱トライ続




そんな僕を残してピカル兄さんと朋太郎はお散歩に出掛けていってしまいました



04
・・・そこでフと考えた。

「もうちょっと本気で保持ってみればいいんじゃね


あら、いけそうじゃない



「じゃあ、もうちょっとだけ本気で・・・」



パシっ。


はい、止まりました




いつもの本気で持ってない病だっただけでした



なんだかんだで気が付けば昼もだいぶん回ってしまい、
急いでキャンプサイトへ戻りテントの撤収やらのんびりと昼食



10
いや、ホント天気良くって

・・・良過ぎて暑い


しかし気付けばゴールデンタイムに差し掛かる時間帯に



急いで山形県エリアへ





「午後は付き合うから午前は付き合ってよ〜」と朋太郎を連れ回したのですが、
到着してみれば残り時間も後僅か。



「ごめん、付き合えない。」

朋太郎を振って目指すは、、、



『阿修羅 初段』



今回のツアーの本当のお目当て。




そろそろ『阿修羅』と真剣に向き合わなくては、とツアー前から考えていたのですが、

初日のトラブル



正直、初日の元気なときに挑みたかった




岩の前に到着して準備をしているとノムさんが登場

なんと『指人形 初段』『エンドロール 二段』をサクッと終わらせてしまったみたいです


さて、では一緒に挑みますか



11
ノムさんと『阿修羅』セッションするのは二年前の初瑞牆以来。

ちょっと暑くて岩の状態はイマイチ。



そして、それ以上に僕の身体が終わってた



話にならなかった。


12
ノンさんも『阿修羅』に。


13
そのころ少し下では朋太郎とピカル兄さんが『穴契約社員 3級』セッション

見事、二人ともGETしたみたいですよ



・・・朋太郎、やるな





・・・チッ




僕はというと、あまりの身体の終わってる感に『阿修羅』を早々に諦めみんなの居る『十六夜 初段』へ


てか、『十六夜』の前にみんなが居るって、

どんだけ変わり者の集まりやねん




到着してみると、うじゃうじゃ見た顔ばかり。

二名ほど他県の方もおられましたが。



もう僕はスイッチがOFFだったので、次回の為にと『十六夜』トライ

少しずつ思い出しながらいつもの場所に到達。



・・・あれ? どのスタンスだったっけ



ああだこうだと皆とローテーションでトライしていると、
辺り薄暗くなってきて空気もひんやりとしてきたそのとき・・・

ゴロゴロしていたスケさんが徐にシューズを履いてトライを始めました


前回のツアーで『十六夜』を完登しているのですが、
どうもそのときにミウラーで登れたのが納得いかずにもう少し柔らかい靴で登りたいと。


本気シューズのOasi。



何度か微調整をした後、

14
見事な登りで再登を決めちゃいました

今度は納得の完登でしょう


さらにリピートしちゃってましたよ


15
残されたメンバー+他県の方々とナイトに突入

紆余曲折があり、朋太郎・ジャスティス・サザンクロスと改名した朋太郎・ジャスティス・サザンクロスにミドルネームを付けてもらった・・・


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今回初登場の“帽子”ことコージーが、

あっ、帽子は僕らと同じ日に瑞牆山入りしていたのにこのときが初絡み。


まさか帽子が『十六夜』を本気でトライしているなんて、オドロキ



初日に石浦くんと触っていたらポケットが取れてしまったみたいで、
そこから『十六夜』中毒になってしまったみたいです




そうそう、僕は朋太郎・ジャスティス・サザンクロスに“白鳥”と名付けられ、

ポケット取りのスタンスも思い出し

「俺はぁ、、、白鳥だぁぁぁ!!!」なんていいながら結構ゆる〜い感じで普通に立ててしまうのですが、

どうもポケットには届かない。


仕方が無いのでその10cmほど下にある結晶摘んでムーブを起こしてみようとするも駄目


何度でも立てる。



でも駄目。

やっぱり身長に合ったスタンスを見付けなければならないか、と。



まっ、次回ですね。


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右手負傷中で岩登りどころでは無いけど瑞牆まで来ちゃった石浦くん(サッチャンさまさま)は、

器用に右手使わずスタート切って中間部まで



でもフォールの度にハラハラ



でも本人、めちゃ楽しそうだから何よりですね





そうそう、前日からコージー、いや帽子(・・・これ面倒臭いな。)と一緒にトライしているという東京からお越しのU草さんってのが居りまして、

この日も朝からこんな時間まで『十六夜』を撃ち続けていたみたい


なかなかノリのいい人で僕らのガヤクライミングに嫌な顔一つせず、
わいわいセッションの末、

見事に完登決めちゃったんですよ



後で知ったのですが、クライミング初めてまだ1年4ヶ月らしく、
スゲーなと。


スラブ好きみたいなんですが、
やっぱり一緒にセッションしてくれる人が周りに居ないって



変わり者・・・



でもここに岡山の大勢の変わり者扱いされているクライマーが居るから、
この瞬間だけは変わり者ではない



まっ、なんのこっちゃな話題です。




帽子は最後まで頑張っていたのですが、ポケットに到達したのは二度。

しかし、残念ながらその後をこなせず宿題となってしまいました


惜しかったね〜



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最終日の最終ってことで変にテンション上げた白鳥が上裸になってのラストトライ

ポケット取りのスタンス捕らえて、
一気に立込んでーーーーーーーーーーーーーーーーー



「ひゃっ



右の乳首が岩に触れた瞬間にめっちゃ冷たくてバランス崩し終了。



はい、せっかくの瑞牆最終日を締めくくるお話が乳首




楽しかったね



18
いっぱい楽しませてもらった岩を総出でブラッシングしてGW瑞牆も終了。



個人的にはトラブルや宿題増やしただけだけど、




やっぱりここは最高だなぁ








ベストシーズンの瑞牆を体験してみたいですね。









うむ、

これで花崗岩シーズン終了。




来シーズンまで何しよ・・・









ブログを見て下さっていた皆様。


Rocks at the control




来シーズンに入るまでほぼ記事の更新はされないと思いますが、

また覗いてみて下さいね







それでは、また