どうも、ノリオです

ヤバい、これは寒すぎる。


やっとこさ気温下がり、真面目に花崗岩に取り組める季節がやってきましたね。
まっ、お強い方には関係がないかもしれないけど、フリクション頼みで登っている僕には気温はとても重要でして。
ちょっとダラダラと準備を怠ったせいで指皮も仕上がっていない。
そろそろ岩場に行く回数を増やさないといけませんね。
さて、以前お誘いいただき行くはずだった開拓中の県内某所。
そのときは雨で流れてしまっていて、次のチャンスは真冬が過ぎた頃かなーと思っていたところに再びチャンス到来。
BOULDERING FTのオーナーさんにお誘いいただき、ガッキーさんと"県内某所"に行ってきました。
待ち合わせ場所でオーナーさんとIMOKさんと合流。どうも、お世話になります。
そこから開拓中のエリアまで向かう。
ウネウネと道を進み標高をかせぎ、標高800mを過ぎた辺りで車を止め登山道に入る。
10分ほど歩きこの山の稜線に出ると幾つかの岩が転がっている。
いまメインで開拓しているエリアみたいです。
・・・てか、天気予報で現地は寒いと分かっていて訪れたものの、稜線に出た途端にキンと冷たい風が強く吹き付ける。
ヤバい、これは寒すぎる。
「シベリアからの寒気が流れ込んでるから...」と、住んでいる辺りでは実感のない言葉が、
風上の山の連なり、その先の雲に霞んで見える空の遥か彼方のシベリアを想像すると、ひどくリアリティーを帯びて感じる。
まあ、もう少し太陽が移動すれば暖かくなってくるだろうと、
とりあえず辺りの岩を一通り案内してもらう。
なかなか抜けが気持ち悪そうな感じですね。
僕はリーチーだと教えてもらった3級の垂壁課題でアップ開始。
身長がそこそこある人は、ある意味ガバtoガバな感じみたいだけど、
チンチクリンは出だしが悪くなる。
けど、それって"面白くなる"って意味を孕む。
けど、それって"面白くなる"って意味を孕む。
で、トライ開始するも、確かにパツいしフットが乏しい。
なんだかんだムーブ探るのに数便かかり、なんとか完登。
うん、なかなか面白いラインでした。
で、次はカンテの2級。どうやらこれも悪いらしい。(ガッキー談)
トライしてみると確かにフットが無さ過ぎる。
早々に猫パンかまし流血しつつ、オブザベで、アレ取れば終わりじゃね?と思っていたホールドまで辿りついたものの、やっぱりフットが見付けられず、見上げるとリップ遥か高く。
うむむ、なんだこれ・・・。やめよ。
てか、気がつくと身体がブルブルと震えてる。
おほほ、本当に寒い。 強風が体温拐ってく。
どうやら弱点をついて少し左に流れながら、あと一歩のところまでいっているらしい。
岩を眺める。なんだか右にも抜けられそう。
じゃあ、僕は右を探ってみようかしらね。
全体的にスメアが多くなりそう。
最近いい感じだったTHEORYのソールに穴が空いてしまったので、
今日は柔らかいシューズが無い。
リソール仕立てのFUTURAや、もらって慣らしをまだしていない攻めたサイズのMaverinkもあるけど、
どちらもまだ固いしな・・・。
"足の保持力"ハンパねー
正直、左に流れるとランディング悪くなるわ、背後に別の岩が迫ってくるわでメンタルにくる。
可能性のあるフットを一つずつ試しながら高度を上げていくガッキーさん。
が、寒い。寒過ぎる。太陽がこちらにやってこない。
ということで、寒くて身体が動かないので風の無い日溜まりまで移動して身体を温めることに。
しばらく動けない。
そろそろ岩の辺りまで日が差してないかなと戻ってみるもダメ。
しかたないのでトライ再開!
おわわ、急に作戦変更?!
で、一気に勝負に出て見事初登成功! スゲー。
あんな勝負に僕なら出られないかもしれない。
「もう最後は両足が千切れる(スリップする)かと思ったわー」だとさ。
一番落ちてはダメな位置での勝負をモノにするこの感じ。
やっぱい敵いません。
でも次第に熟せるようになり、中間部から右へのトラバースを探る。
手を探り、進みたい方向にフットが無いか探す。
ブランク。いや、ブランクではないにしろ、どこも同じように見える。
ブランク。いや、ブランクではないにしろ、どこも同じように見える。
試しに足を置いてみるとジャリっとした感覚が足指に伝わる。うむむ
これは何度もいろいろ試していかないと登れないやつだぞ。
右にトラバースしてからの先もまだ未知のセクションなのに。
・・・これは、もっと時間をかけてじっくりトライを重ねないと登れない。
今日は諦めるか。
でも、かなり面白いラインなので、ガッキーさんの初登ラインと合わせてまたトライしに来なければ。
せっかくなので他の課題も登って終わろうと、IMOKさんがトライしていたマントルの2級を触ってみる。
これは得意だったか、一撃。
続いて、同じ岩のカンテを挟み込んで登る2級にトライ。
しんどい。しんどい。
なんかね、シューズをちゃんと使わせてもらえない感じ。
けっこう便数出して、不恰好な登りでなんとか完登。
そろそろ山を降りないと。
急いで片付けして来た道を戻る。
どうやら此処は、もう一週間もすると雪が降ったりして登れなくなるころみたいです。
次に来られるのは春頃かな。
次に来られるのは春頃かな。
流血したり指先に穴が空いたり、チリチリしたり。
なんだか久しぶりなこの感じ。
やっぱり岩場は刺激的で面白い。
やっぱり岩場は刺激的で面白い。
やっとスイッチが入ったかもしれない!
そういう意味でもいい一日となりました。
オーナーさん、お誘いいただきありがとうございました!
またよろしくお願いします。
さてさて、12月に入ってシーズン本番。
Mt.HGSのPや"もはや"のP、エリアの開拓や深山や豊田(北京)。
やりたいことや行きたいところがイッパイだ。
今シーズンも思いっきり楽しみましょう!
それでは、また

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