どうも、ノリオです。
気温湿度共に最高そうな土曜日はお仕事。
打って変わって、気温湿度上昇の日曜日。
こんな天候じゃなければMt.HGSで『あしび』トライする予定だったけど、湿度80%以上って...。
シビアなトライ出来そうにないし、岩場諦めようかなとも考えたけど、月曜日は雨だしでやっぱり登っておきたい。
さて、、、どうしたものか。
嗚呼、そうだ。
こんな時しかできないことやればいいじゃんね。
そこで思い付いたのが、以前見付けていたけどずっと放置していた岩(エリア?)を整備&トライ。
やらなきゃなやらなきゃなと思いつつ、後回しにしていたエリア。(エリアってほど岩は無いかもだけど...)
場所は、『裏』でも『もはや』でもない“逆に王子に近い”エリア。
10年くらい前に発見はしていたけど、それこそ『裏王子』や『もはや王子ではない』の開拓してたから後回しになって放置してた場所。
ザーっと散策しただけだから、あまりいい岩を見付けられていなかったってのもある。
最後に訪れたのは4年前?
その時も小振りな岩で遊んだくらい。
で、ずっと記憶の片隅に残っていた岩がある。
それがコレ。
確か高さも4〜5mくらいあったか。
ボコボコとした形状で玉野ボルダーではあまりないホールド有り有りな感じ。
日没間際だったし、ご覧の通り羊歯の海だったので近付けず帰った記憶。
ずっと”立体的で面白いだろうなー“と思いは馳せていたのだけど...放置しちゃってました。
よし、この機会に整備してみっか!
早起きして午前も早くにエリア入り。
まだこの時間はひんやりしているけど、天気予報ではもっともっと気温は上昇すると。
まあ、どうせ例の岩を探すのに山中歩き回ると暑くなるだろうからと着替えて準備。
よし、10年前の記憶を頼りに捜索開始!
見覚えのある岩まで行き、そこから記憶だけが頼り。
確か、、、尾根をずっと進んで、岩の頭が見えて下りてみたらドーンとあったはず。
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
じゃあ、一旦戻って、確か最終的には例の岩からそのままトラバースしたら此処に戻ってこれたはず。
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
じゃあ、もう少し中腹をトラバースしてみる?
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
てか、見覚えのない岩が転がる谷筋に辿り着いたよ。
なにか面白そうな岩はないかしら。
うーん、ちょっと小さいか。
これは面白そうだけど、離陸が困難そう。
本当に惜しい岩。
形状も大きさも良いのに。
こう考えると、登れる岩って奇跡だね。
玉野の岩は何も無いが以上に多い。
収穫も無く、ただただ汗かいて体力持ってかれただけ。振り出しに戻る。
はぁ、いったい何処にあるんだ。
今日も酷く寝不足なのでクラクラするよ。
休憩しながら栄養補給。
よし、もう一度10年前の記憶をなぞってみるか。
この岩から尾根を...て、これ?
すぐ近くに岩あるじゃないの!
急いで下りて回り込む。
これだ、これっぽい。
ん? なんだこれ、確かに高さは5m近くありそうだけど、こっちから見たら馬鹿みたいにガバガバじゃん。
2〜3本ラインは引けそうだけど、どれもガッバガバ。
・・・10年の間に記憶が美化されてました。
”思い出補正“ってやつか。
こんなに汗かいて時間費やしたのに。
残念。
なんなら、歩き過ぎて痛めてる左膝の痛みが悪化しちゃったよー。
もと居た場所に戻りしばらく放心。
でもね、来たからには何か触らなきゃ。
ちょうど目の前に、4年前スケさんと遊んだ岩がある。
変わった形をしていて、左は高くて中央右は低い。
真ん中のサイドばかりのホールドが散らばったラインが一番面白そうだけど、4年前は序盤で敗退した記憶。
右側は見た目より悪くて、これも敗退したはず。
何か限定して遊んだんだっけ?
左は高いけどガバフレークが上まで続いているので、たぶん気持ちよく登れるはず。
まあ、やっぱり真ん中だよね。
やるなら。
苔で緑色だけど、ろくすっぽ掃除もせずトライ開始。
恐らく当時は両手サイドアンダーでスタートしたはず。今回は両手サイドで。
ほとんどのホールドが同じ方向を向いてる。
フットは大きめの結晶。
傾斜は薄被り垂壁スラブの複合って感じか。
王子の『ナテハ』より少し高い。
初手は右手なのか左手なのか...
自分のロック力不足で固めきれない。
固めないとどちらの手を出しても止められない。
そしてこれ、初手を止められたとしてもその先も悪そう。
手を変え足を変え色々試してみる。
うん、名作の予感。
トライと休憩を繰り返すが、なかなか進展せず徐々に離陸がキツくなってくる。
今日は湿度80%以上と岩のコンディション悪目なはず。
しかし、ホールドがあるお陰でトライは出来る。
なんとなく可能性を感じながらも、気持ちが折れてしまったので右隣のラインに変更。
真ん中のラインのスタートで使う右手のサイドを、
こちらでは左手ガストンで使用。
右手はガバカンテ。
フックを多用しながら高度を上げていく。
ガビガビで痛いから、出来るだけデッドにならないように固めてね。
数トライの調整でリップに到達。
ん?ちょっとあまい?もう少し持てるところある?
とリップをペシペシしていると...
左ヒールが外れてしまいフォール!
ガン!っって。
ランディングの岩に着地してしまいちょっと痛かったよ。
低い岩でよかった。へへ
クッと一瞬掛かりを感じたが、止めきれずフォール。
くー、右手の保持とロック力が足りてない。
いや、でも可能性あるぞー
面白い。
しかし、もう時間がきちゃった...。
岩探しに時間取られ過ぎてもうこんな時間に。
“逆に王子に近い”エリア。
さっきの岩の真ん中のラインとこの岩でしっかり遊べるな。
今月、もう一度来ちゃおうかしらね。
もう少し乾燥してくれれば勝負できそうだし。
でも、、、シーズンの残りはどうなることやら。
もう寒くはならないの?
来週はずっと雨っぽいし。
春よ、もう少し遅れて来てくれていいんだよ。
もう少しね。
それでは、また。
気温湿度共に最高そうな土曜日はお仕事。
打って変わって、気温湿度上昇の日曜日。
こんな天候じゃなければMt.HGSで『あしび』トライする予定だったけど、湿度80%以上って...。
シビアなトライ出来そうにないし、岩場諦めようかなとも考えたけど、月曜日は雨だしでやっぱり登っておきたい。
さて、、、どうしたものか。
嗚呼、そうだ。
こんな時しかできないことやればいいじゃんね。
そこで思い付いたのが、以前見付けていたけどずっと放置していた岩(エリア?)を整備&トライ。
やらなきゃなやらなきゃなと思いつつ、後回しにしていたエリア。(エリアってほど岩は無いかもだけど...)
場所は、『裏』でも『もはや』でもない“逆に王子に近い”エリア。
10年くらい前に発見はしていたけど、それこそ『裏王子』や『もはや王子ではない』の開拓してたから後回しになって放置してた場所。
ザーっと散策しただけだから、あまりいい岩を見付けられていなかったってのもある。
最後に訪れたのは4年前?
その時も小振りな岩で遊んだくらい。
で、ずっと記憶の片隅に残っていた岩がある。
それがコレ。
確か高さも4〜5mくらいあったか。
ボコボコとした形状で玉野ボルダーではあまりないホールド有り有りな感じ。
日没間際だったし、ご覧の通り羊歯の海だったので近付けず帰った記憶。
ずっと”立体的で面白いだろうなー“と思いは馳せていたのだけど...放置しちゃってました。
よし、この機会に整備してみっか!
早起きして午前も早くにエリア入り。
まだこの時間はひんやりしているけど、天気予報ではもっともっと気温は上昇すると。
まあ、どうせ例の岩を探すのに山中歩き回ると暑くなるだろうからと着替えて準備。
よし、10年前の記憶を頼りに捜索開始!
見覚えのある岩まで行き、そこから記憶だけが頼り。
確か、、、尾根をずっと進んで、岩の頭が見えて下りてみたらドーンとあったはず。
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
じゃあ、一旦戻って、確か最終的には例の岩からそのままトラバースしたら此処に戻ってこれたはず。
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
じゃあ、もう少し中腹をトラバースしてみる?
ナタ片手にザクザク進む。
が、見当たらない。あれれ...
てか、見覚えのない岩が転がる谷筋に辿り着いたよ。
なにか面白そうな岩はないかしら。
うーん、ちょっと小さいか。
これは面白そうだけど、離陸が困難そう。
本当に惜しい岩。
形状も大きさも良いのに。
こう考えると、登れる岩って奇跡だね。
玉野の岩は何も無いが以上に多い。
収穫も無く、ただただ汗かいて体力持ってかれただけ。振り出しに戻る。
はぁ、いったい何処にあるんだ。
今日も酷く寝不足なのでクラクラするよ。
休憩しながら栄養補給。
よし、もう一度10年前の記憶をなぞってみるか。
この岩から尾根を...て、これ?
すぐ近くに岩あるじゃないの!
急いで下りて回り込む。
これだ、これっぽい。
ん? なんだこれ、確かに高さは5m近くありそうだけど、こっちから見たら馬鹿みたいにガバガバじゃん。
2〜3本ラインは引けそうだけど、どれもガッバガバ。
・・・10年の間に記憶が美化されてました。
”思い出補正“ってやつか。
こんなに汗かいて時間費やしたのに。
残念。
なんなら、歩き過ぎて痛めてる左膝の痛みが悪化しちゃったよー。
もと居た場所に戻りしばらく放心。
でもね、来たからには何か触らなきゃ。
ちょうど目の前に、4年前スケさんと遊んだ岩がある。
変わった形をしていて、左は高くて中央右は低い。
真ん中のサイドばかりのホールドが散らばったラインが一番面白そうだけど、4年前は序盤で敗退した記憶。
右側は見た目より悪くて、これも敗退したはず。
何か限定して遊んだんだっけ?
左は高いけどガバフレークが上まで続いているので、たぶん気持ちよく登れるはず。
まあ、やっぱり真ん中だよね。
やるなら。
苔で緑色だけど、ろくすっぽ掃除もせずトライ開始。
恐らく当時は両手サイドアンダーでスタートしたはず。今回は両手サイドで。
ほとんどのホールドが同じ方向を向いてる。
フットは大きめの結晶。
傾斜は薄被り垂壁スラブの複合って感じか。
王子の『ナテハ』より少し高い。
初手は右手なのか左手なのか...
自分のロック力不足で固めきれない。
固めないとどちらの手を出しても止められない。
そしてこれ、初手を止められたとしてもその先も悪そう。
手を変え足を変え色々試してみる。
うん、名作の予感。
トライと休憩を繰り返すが、なかなか進展せず徐々に離陸がキツくなってくる。
今日は湿度80%以上と岩のコンディション悪目なはず。
しかし、ホールドがあるお陰でトライは出来る。
なんとなく可能性を感じながらも、気持ちが折れてしまったので右隣のラインに変更。
真ん中のラインのスタートで使う右手のサイドを、
こちらでは左手ガストンで使用。
右手はガバカンテ。
フックを多用しながら高度を上げていく。
ガビガビで痛いから、出来るだけデッドにならないように固めてね。
数トライの調整でリップに到達。
ん?ちょっとあまい?もう少し持てるところある?
とリップをペシペシしていると...
左ヒールが外れてしまいフォール!
ガン!っって。
ランディングの岩に着地してしまいちょっと痛かったよ。
低い岩でよかった。へへ
クッと一瞬掛かりを感じたが、止めきれずフォール。
くー、右手の保持とロック力が足りてない。
いや、でも可能性あるぞー
面白い。
しかし、もう時間がきちゃった...。
岩探しに時間取られ過ぎてもうこんな時間に。
“逆に王子に近い”エリア。
さっきの岩の真ん中のラインとこの岩でしっかり遊べるな。
今月、もう一度来ちゃおうかしらね。
もう少し乾燥してくれれば勝負できそうだし。
でも、、、シーズンの残りはどうなることやら。
もう寒くはならないの?
来週はずっと雨っぽいし。
春よ、もう少し遅れて来てくれていいんだよ。
もう少しね。
それでは、また。