Rocks at the control

カテゴリ: 矢掛

どうも、ノリオです。

暑かったねー、週末。
12月だってぇのに、岩場で半袖でも暑く感じるくらいの気温。
まっ、長袖をチョイスしてしまったのですが。


日曜日。

天気予報で前以って分かっていたものだから、
個人的にはエンクラモードで先週有人敗退したMt.
HGSのリベンジを約束。
頭の中は深山のPでいっぱいなのだけど、ちょっとこの気温だとね...

さて、“T”と共にMt.HGSに向かっていた訳ですが、このエリア初のyossyさんが先に現地に到着。

「車がいっぱいで人がたくさん居ます。」というメッセージを送ってきた。

・・・マジ? 今週も?
ホント、ツイてない。

過去にも何度か有人敗退しているけど、2週連続は無かったけどな。

ご縁が無いのね。


じゃっ、矢掛にでも行きますか。と行く先変更する。



(男A)「何やりたい?」
(女A)「天狐でもいいですか?」
(男A/B)「お任せします。」

男A/Bは完全エンクラモード。
登る気すら無いからエンクラでもないか。

“T”ご要望の『天狐』がある鉄塔エリアに移動し、荷物を広げる。

辺り森が伐採され、新しく植林地帯が広がっている。
ちょっとあっちの方に分け入って岩でも探してこようかな...


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久々の鉄塔エリアは笹も成長して雰囲気が変わってました。
そして、この晴天。めちゃくちゃ暑いっす。
でも、ちょうど『天狐』だけは日陰。

僕は到着早々に2人を残して山の中に入る。
どこかにいい岩転がってないかなーと、なんとなく気になる方向に歩みを進める。

んー、やっぱり無いのかな。
あればガッキーさんが見つけているか。



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唯一遊べそうな岩を発見。
まあ、小さな岩だけど3〜4本はラインが引けそう。

たぶん悪くても3級までって感じかな。
触ってないから知らんけど。

そこから谷筋降りて東のエリアまで出て、そこから左に巻きなが鉄塔まで登る。

暑い。滴る汗。汗だくビチャビチャ。不快だ。


ところで“T”ですが、以前2日ほど『天狐』にトライしてるっぽいけど、どうも右カンテが遠くてあまい所にしか届かず敗退してるみたい。

いやいや、頑張ればどうにかなる距離ではあるんじゃないかなーと、以前からご一緒したかった課題ではあった。

まあ、彼女のことだから僕がこんなことしてる間にトライ始めて、実はもう登っちゃってるんじゃないかと思いながら戻ってみる。

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「聞いてください!カンテのいいところにとどいたんですよ!」
あらあら、いいところまでイッてんじゃん。


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ヘイヘイ、そこの左足はしっかり奥まで掛けないと危ないぜー

どうやらここで苦戦してるっぽい。



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上からみると、まあパツパツだこと。
でも、ここまではほぼ完璧にこなしてる。

やっぱりお強い。

僕は汗だくの身体を乾かしながら観戦。
もうヤダ。ホント、暑いんですけどー



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12月だよね?

数枚画像を撮り、この時はこうした方がいいんじゃね? で、こうか?

とか皆で分析していく。


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で、それを実際に微調整して...

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ちゃんと登っちゃうよね、“T”は。
嗚呼、遂に『天狐』まで登っちゃったよ。

本人もちょっと諦めていた課題ぽくて嬉しそうでしたよ。


よし、じゃあ次は何やんの?

yossyさんが『シシガミ』を気にしていたけど、エリアに人が多そうだし今度で...となり、
じゃあ、人が居なさそうな西のエリアの下に決定。

“T”因縁の『梵天』がある岩まで降りる。
『猫又』もまだっぽい。
yossyさんもあまり西のエリアに来たことがないと。

ここは涼しいかなと思ったけど、どうも湿気を感じて蒸し暑い。
嗚呼、ここもこんな感じなのか。


そういえば、ここに『やっこさん』ていう渋い課題がありますよと紹介してセッションすることに。


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やっぱり人気の無い課題だし、上部は緑色になってる。
でも、まあなんとかなるでしょー。

サクッといっちゃうかなと思った“T”も組み立てるのに時間がかかる。

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んー、上部がわからないよー。
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僕もスゲー久しぶりに再登狙うも、岩が湿気ってんの?てくらい手が滑って上部をこなせない。
もう、暑いのイヤ。


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yossyさんも苦戦。

なんだかんだ3人でそこそこトライして“T”だけ完登。
ダメダメな男たち。

疲れたよ、休憩さ。


一人元気な“T”はすかさず宿題の『猫又』にトライ開始。でも、なんだか今日は調子悪いご様子。

おっ、そういえば猫又の下をトラバースするPがありますよ!と紹介してみると、「一応やってみようかな!」と妙に乗り気の“T”。


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ここから右手をクロスで出すところから悪いっぽい。
まあ、僕には到底無理っす。


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この岩が初のyossyさん。
『猫又』も『梵天』も『ちょんのま』『P』もスタートは同じ。

さあ、どこにいく?
ああー、『猫又』かーと、なんだか疲れが溜まっているようで「ダメだー」て降りてくる。

ぼくは今日ダメダメだけど、久しぶりに『ちょんのま』にでも出掛けてこようか。へへへ
実は初登課題。『ちょんのま』て。

まあ、簡単な課題なんでサラッとこなして“ちょんのま”に立ち寄る。

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「私も“ちょんのま”イコー!」て“T”も追ってくる。

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おお、そうやってマントルで入ってくるのね。

過去に“ちょんのま”に男3人で座ったことはある。
ここは男の遊艶地。

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yossyさんも来るかなーと思ったら、寸前のところで思い留まり入店せず。お疲れなご様子で。

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顔出しNGの2人が激写される。
ダメダメ!撮らないでー!

しばらく女子と2人で“ちょんのま”で過ごし、最後のガバだけどちょっとピリっとする抜けをこなして久々の再登完了。

いやぁ、よかったよ。


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もうダラダラモードの男たちを横目に、ガンガン『猫又』トライする女子。
でも、もう今日は無理っぽいですねー。

そうこうしていると終わりの時間。

“T”は『猫又』後退したーとショックを受けていたけど、『天狐』登れたんだしいいじゃん!て。

Mt.HGSもイケず残念ではあったけど。


しかし、この日は本当に暑かった。
マジで心配になるような気候変動。冬は来ないの?


今年中に深山のPを終わらせて一区切りしたいのに。
次の日曜日はどうかな...。


結果、今週も“T”の活動報告になっちゃいましたね。



“T”マニア受けを狙うしかないな。


それでは、また。

どうも、ノリオです。

もう10月が終わる。
ついこの間まで「暑い。早く夏終わんないかなー。」なんて言っていた気がするけど...。

まっ、それを言ってしまえば正月もついこの間な気がするんですが、これも老化でしょうね。
それとも、ボサっと生きているからなんでしょうか。

まあ、これからもボサっと生きていくのですが。


さて、話がどこか見当違いな方向に行ってしまいそうなので、そろそろ岩登りのお話しに。


日曜日。

この日は、前々から“T”に『矢掛の親指くん』の岩を案内すると約束していたので行ってまいりました。
個人的には何年振りなんだろう。

数人に岩場の場所を教えに行った気がするけど、その時は岩に触った記憶が無いし、ホント、めちゃくちゃ久しぶり。

連日の寝不足で頭がボーッとするし身体が怠いけど、早朝から家を出て車走らせる。
途中立ち寄ったコンビニで、現地で落ち合うはずのたくまちんと出会す。

たくまちんは前日、深山公園でナイトしてたはず。
彼もまた寝不足のまま出てきたご様子。



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とりあえず車を止めてたくまちんと岩まで。
“T”はまだ来ていないご様子。

google mapsの位置情報と曲がる建物は教えているけど、無事に辿り着くのかしら...。


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久々に岩に上がり日向ぼっこしていると“T”が登場。
よかった、辿り着いたのね。

おはようさん。


この岩にある課題を一通り説明。
これくらいの高さやランディングの感じは大丈夫みたいだし、さあ、楽しんでいただきましょうかね。

たくまちんは『流れ雲』『浮浪雲』『親指くん』は終わらせているから、今日は『叢雲』狙い。

僕は...ぷらぷらしようかな。


今日は少し気温が低い予報。
確かに朝は岩の状態がかなりいいかも。

尋常じゃ無いくらい寒がりな“T”は極暖着てカイロも持ってきてる。

いやいやいや、そこまでではないでしょうよーとはたくまちんと2人で言ったものの、当の本人はマジで寒そうにしてます。

いやはや、こうも体感気温違うのか...。
この調子じゃ、“T”のシーズンはそろそろ終わっちゃいそうですよ。

しかし、目の前には魅力的な岩がある。
登らない手はないでしょう。


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とりあえず一番簡単な2級?のラインから。
まあねぇ、この手の2級ならそりゃサクッと...


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へへへ、ここから少し怖いんだよねー。
ぷぷぷ、やっぱり怖がってら。
”T“もまた人の子でした。 へへへ

まっ、一撃ですよねー、当然。


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たくまちんも早速『叢雲』にトライ。
これ、昔、初登者のmasatomiがトライしているの見てたけど、なんだか痛そうだなーと思った記憶が。
触ったことなかったな。

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”T“は続いて『流れ雲』にトライ。
とりあえず初見で挑む。

あれこれ試しながら高度がどんどん上がっていく。

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ムーブが組み立てられれば、

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余裕の完登。

やっぱりこれくらい余裕だよねー。
さすが、お強い。いいねー、いいよ。

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たくまちんのトライを見ていると僕も『叢雲』触りたくなってスイッチオン。

ひゃー、やっぱり痛いじゃないの。

たくまちんのトライを見ていたけど、自分に合うムーブを組み立ていく。

この右手のカチの存在を忘れていて、慌てて取りに行って失敗。

『叢雲』は『親指くん』のスタートから右にトラバースして『浮浪雲』に繋げるライン。
『浮浪雲』のところなんて、下手すると9年くらい前に登ったから覚えてなんかいねぇ。

そういえばそんなホールドあったなぁ。

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合流のところまでは安定してきたので、『浮浪雲』のパートをたくまちんとセッション。
あれれ、こんなにしんどかったっけ?

なんせ合流部分から入っていくところのフットが悪くて、結構腕にきやがる。


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一方、“T”は『親指くん』をトライ!
リーチ的に親指パートが悪いだろうなと見当はつけていたけど、やっぱり少し遠くて大変そう。

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あの手この手のと試みてみる。
まあ、トライの間隔が狭いのなんの。
ホント、怒涛のマシンガントライ。

さすが週7クライミングを維持しているだけのことはある。
体力半端ねぇ...。マジ、尊敬します。

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フットの位置をあれこれ試し、入り方やホールディング変えてみたり。

途中、フォールしてよろめき、そのまま後ろの斜面にゴロリンしてたけど、咄嗟に草(あれは木じゃない。)を掴んで今日一の保持力魅せて耐えておられました。

ははは、オモロい。サイコー
ゲラゲラ笑う野郎2人。

ごめんなさいね、僕たちスポット出来ないんです。
他の人達なら優しく止めてくれていただろうにね。

トライ中に普通に話しかけちゃうし。

ごめんなさいね、ぷぷぷ。



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さてさて、ゲラゲラワイワイのセッション。
午後になると気温も上がってきて、さっきまでのフリクションが感じられなくなってきた。

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スタティックに寄せられていたところもデッドになり、しかも止めきれない。

くー、しんどいぜ! そして、めちゃ痛いぜ!

此処を熟せれば登れそうなのに。


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しかし、“T”の柔軟性を活かした登りはいつ見ても感心するなぁ。

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僕たちじゃ思いも付かないハイステップでムーブ起こしちゃったり。

ホント、見ていて面白い。

頑張っていろいろ試行錯誤していたけど、『親指くん』難しいみたい。

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今日のところは諦めて、『浮浪雲』に転戦。
『流れ雲』のパートは余裕だよねー

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で、右に流れるところはいろいろムーブがあるっぽいけど、過去に僕もやったカチマッチ。

すっぽ抜けがめちゃ怖いムーブだけど、これしか選択肢がなかった記憶。

“T”はマッチから右のいいホールドに手が出せず仕舞い。やっぱりちょっと怖さが出るご様子。

惜しいなぁ。


僕と“T”はケツカッチン。
そろそろ終わりの時間が迫ってまいりました。

途中、“T”と久々に『親指くん』も触ってみたけど、
ありゃりゃ、どうやって登ったっけか?
悪くない? そういやぁ、足位置で苦労した記憶蘇る。

ダメだこりゃ。

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じゃあ、終いにと『瞬間芸』でセッション。
カンテのフリクションがイマイチでスタートから苦戦。

カンテのフリクションバッチバチの時はスタティックに登れてた記憶だけど、今日はヤバいぜ!

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滑らない系女子の“T”はガッツリカンテを保持ってムーブを起こす。

「私、滑りません。」

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いい感じになってきたたくまちん。
ガバを止めきれず、着地で切り株にケツ打って終了。

そうそう、この切り株あぶないよねー

おや? 敷いていた“T”のマットが破けちゃってる?!

なんと凶暴な課題だこと。

みんな仲良く敗退です。負けました。



いやあ、終始ワイワイガヤガヤと楽しいセッションでした。

『叢雲』、もう少し寒くなったら次回登れる気がする。
触っちゃったし、シーズン中にもう一度来なきゃね。



それはそうと、本人も言っていたけど、“T”のシーズンそろそろ終わっちゃうの?
尾道とかいろいろ案内したかったんだけどなー

登ってるの見てて楽しいクライマーってあまり居ないから貴重な存在なんだけど...。
春先までお預けですか?

我々のシーズンはこれから!
次は何処で遊ぼっかなー


それでは、また。


どうも、ノリオです。

もうこれで来シーズンまでブログの更新はお休みとなりそうです。
まあ、大体毎年GWくらいで外岩シーズン(個人的にね。)が終わりを告げ、
また秋頃から再開するって流れ。

今年もGWに遠征をと考えていたのですが、予定日は4/30、5/3、7。
だけど、4/30は明け方まで雨だったので、その影響考えて中止。
残念。

その翌日は、まあ近場で登ろうと玉野か矢掛か悩んだけど、
気温も高く日差しも強そうだったので矢掛を選択。
それでも鉄塔やセンターは日当たり良すぎる。
ならば、けっきょく未公開のままの東のエリアで久々にエンクラでもすっかな。

シシガミのところの駐車場に車を止めにいくと、たくまちんの車発見。
ちょっと寄り道してみる。

居た居た。
どうやら朝からツチノコをトライしていたみたい。
岩を見てみると、シシガミなどはクラックから染み出し、苔もシットリ。
ここは雨が残るよなー

この感じだと東のエリアも怪しいな・・・。
が、ところがどっこい、こちとらモイストクライミング愛好家。
どうせエンクラなのだから、それくらいが楽しめていいかも。

たくまちんと別れ、一人東のエリアへ。
此処に入るのはいつぶりだろうか。
矢掛のエリアが公開されるかされないかの頃からかも。
もう自然に返ってるだろうな。

ここが未公開なのは、目玉となる課題が無く、課題数も少ないから。
駐車場も無いし。

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これがメインの岩。
一番奥が1級、手前にPとカンテの2級。左面のスラブが4級。
やはり苔生してる。


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ここと西のエリアはまだ木が生い茂っているので、比較的涼しいまま。
でも、お陰で今日はまだ岩がしっとり、苔青々。

おっと、ズボンの裾にマダニがくっ付いてら。
嫌だ嫌だ。


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2級の課題のリップ、掃除しなきゃなレベルだけど、長柄ブラシ忘れたし、
上から回るの怖いからこのままトライかなー


まあ、まずは左面の程よい高さのスラブからトライ。
んー、シットリしてるー

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腰チョーとブラシ持ってトライ。
やっぱり持ち手がシットリしていてフリクション感じ無い。

チョークアップしたりブラッシングしたり、行きつ戻りつしながら3〜4分くらい掛かって再登完了。
これくらいのグレードでも、湿ってると痺れるぜ。

で、お次は個人的に良課題だと思っている2級の薄被りのカンテ課題。
若干のランディングスパイス。

確か、上が少し嫌な感じだった記憶がある。


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手が届く範囲のホールドは軽くブラッシング。
上は突っ込んでからのお楽しみ。

この一手を取りそんじると左下の斜面&岩の隙間へGO TO HELL(てほどじゃ無いですよ)。
右手のホールドより、今日は左カンテのフリクションが乏しい。

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で、問題の上部。

ヒャー、やっぱり苔が湿ってヌルヌルだぜー
枯葉や枝やなんやかんやが邪魔するぜー

ダーつってフォール。繰り返す。

2級くらい直ぐ再登完了するだろうと思っていたら、
まさかのどハマり。


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トライの間隔長いとはいえ、そこそこのトライ数と時間費やしやっと再登完了。


最後、苔苔の緑面のスメアでの立ち込みは緊張したぜぃ。
嗚呼、面白かった。

てか、上の棚ビショビショだったし。オモロ。


他の課題でも遊ぼうと思ってたけど、道が消えてるし、苔まみれだしで断念。
早い時間に本日のクライミングは終了。

まっ、2日後は生野に遠征予定だし、こんなもんかと。


・・・と、このまま生野のことも書き連ねようかと思ったけど、
長くなるので一旦ここまで。


それでは、また。

どうも、ノリオです。

スイッチオフ。
もう、ダメです。

さようなら、シーズン。
また逢おう。

・・・と言いつつも、もう少し遊ばせてね。


いやぁ、しかし暑い。何なの今年。

・・・と、ここまで書いて放置していた一週間以上前の日曜日のこと。



ジムで異常な強さをみせる女性が居る。
だけど、まだ外岩経験無し。

以前からちょくちょく誘ってはいたんだけど、なかなかOKもらえずで。
だけど、ここに来て突如あちらからお誘いがあり出掛けてきました矢掛ボルダー。

灼熱のね。


寒がりで、しかもジムでノーチョークで登り、なんなら雨の日(湿度が高い日)の方が登れるってんだから僕らのオフシーズンがシーズンなんじゃないかと。


ジムのお客さん数名誘い、そこそこの大所帯となってしまいましたTのデビュー戦。

僕がロックス岡山店で開催しているESP常連さんなら通じる呼び名『T』。
「ついにTが外岩デビューするぞ!」とジムで話題になっちゃうほど。



なんだか登ってもらいたい課題アレコレあるけど、初外岩だしとまず案内したのはセンターエリア。
しかも僕が初登させてもらった『じゃがいものそうだん』と『かんてぃんすきー』へ。

「とりあえずノーマットでやってみます。」とさっそくトライ。
てか、暑い。半袖でも暑い。


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初外岩の初登りがこんな課題ですみませんだけど、慣れぬ丸いリップに少々戸惑いながらも見事一撃。
「楽しい♡」らしい。よかった。


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触ったことがない他のメンバーもセッション。
ホカホカの岩に悪戦しながらもみんな登れてた。

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でお次は『かんてぃんすきー』でセッション。
おやおや? なんだか悪そうにしてる。


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暑いのに、他のパーティーも居て賑やかなセンターエリア。

『かんてぃんすきー』、僕もやってみた(初登時以来)けど、カンテとか熱くてフリクション無いし、
それでもこんなに悪かったっけ? ・・・無様に敗退してしまいました。面目ない。



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で、ついでにお隣の岩で『メイフライ』を紹介すると、こっちでもセッション開始。
こんな気温でようやるわ。

ジムで圧倒的な強さを誇るTも、さすがに慣れぬ初外岩だと感覚を掴めず苦戦。
てか、なんか安心しました。ここだけの話。



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しばらくセッションしてたけど、みんなスラブ面にまでは及ばず。
まあね、このコンディションだとキツイよね。

そろそろ違う岩で遊びますか。

すぐ上の『紅仙人』と『破壊神』でセッション。


こちらもほっかほかでみんな苦戦。(僕もね。)


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それでもコツを掴めばTは昇っちゃう。
なんだか、めっちゃ楽しんでくれてます。


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そして、暑い日は『破壊神』よりも『紅仙人』の方が凶悪になることが判明。
これ、めちゃ悪い。

で、合間にしたの(これまた僕が初登の)『木の葉返し』を案内。

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ん? なんだこれ。
まさかマット敷く用の下地ですか?

(ここからはあくまで個人の意見です。初登者だけど)
これ、危なくない? てか、失敗して斜面を転がるのが面白かったのに。
マットが要るような高さでもないし、しかもノーマットの人が怪我しちゃうよ。

って話してたら、nmbくんがノーマットオンサイト。
いいねぇ、ハートが強い。

まっ、下地はそのままにしておきました。


で、また移動して、今度は『三月兎』。
下地が斜めでゴツゴツ。岩の高さは無いけど下地がスパイシー。

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「怖いわー」とかいいつつノーマット。
やっぱりブッ壊れてんのかなー(ワクワク)。

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やっぱりフリクション乏しくてみんな苦戦。

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そんな中、今シーズン絶好調なタクマちんがサラッと一撃。
やっぱりお強い。暑さなんて関係ないぜ!

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nmbくん、惜しかったけどTと共に敗退です。

で、『末マントルP』とか『バンブルビー』で悪ふざけしてる間に、

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今日一番トライしてもらいたかった『エイプリルフール』をTがトライ。
迫る帰宅時間と戦いながらトライトライトライ。

「ここ、地面硬いですよ。」と前もって伝えてはいたんですが、

「やだ、痛い。」ですって。
やっとここでマットの必要性を感じたみたいです。

大丈夫、ブッ壊れていませんでした。(ガッガリ 笑)


中間部まではやはりすんなりいってたけど、結局時間が来て終了。
ちゃんと二日後に来て回収したみたいです。流石。

てか、本人も危惧してたけど、もう外岩にドップリモードみたいですよ。
今後が楽しみで仕方がない。
T劇場始まる。(サブタイトルは『怪物、野に放たれる。』)



灼熱の矢掛だったけど、それなりに低グレードでもおもしろおかしく楽しめたかな。

そろそろシーズンを求めて北に向かうしかないのかな・・・



それでは、また。

どうも、ノリオです。

スイッチオフです。なぜか。

花崗岩(県南のね。)のハイシーズンも今月いっぱい。
しかも気がつけばそれも半分が終わっちゃった。

3月も勝負できない訳ではないけど、やっぱりシビアなものは寒いうちに挑みたい。


今月も一週二週と岩場に出掛けたのですが・・・


二週分ちゃちゃちゃっと逝っちゃいます。



さて、第一週の日曜日。
なんだかトラブったけどMt.HGSへ。

到着してみるといつもは閑散としている駐車場に車がたくさん。
ナンバープレート見て「おっ、あのメンバーが来てるのか。」と分かる。

『あしび』に行ってみるとレオくんとnogamiお兄さんと弟さん、(たぶん)初めましてのヒロシさんが居ました。

どうもですー

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本日は賑やかなMt.HGS。


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てか、強強メンバー集結で、ちょっと緊張しちゃいます。
やっぱり皆さん、僕が苦労した初手はいとも簡単に止めてる。
あら、ヤダ。

それでも、やっぱり核心部は難しいようで誰も突破口を見付けられず。
僕もトライ開始し、一便目から初手が止まり調子いいかもと思ったけどその後はいつも通り。

次第に気温上昇して、状態良くても保持感悪い核心部の左手がポカポカして持てない。
今日はダメかも。

強強メンバーは『蟻地獄』や『目隠し』に移動して次々完登。
『目隠し』の横のヨッちゃん初登の三段でセッションしてました。



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僕は、フラッと現れたスケさんと『あしび』セッション。
やっぱり暖かくなると厳しくて・・・。


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スケさんも、トモちんと矢掛で待ち合わせてるみたいで早めの撤収。
強強メンバーもレオくんを残して撤退。

また『あしび』の前でお会いするかもですね。
その時はよろしくお願いしますー



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しかし、午後はポカポカでどうにもならず、ずっとレオくんとお喋りして過ごす。
おじさん、喋り過ぎました。ゴメンなさい。


結局この日は、手に足に持っていけず終了。
あのメンバーが悪い悪いと云っていたものを、この僕が登れるのかしら。
もう、今シーズンは無理かも。と、嫌な考えが浮かぶ。無理かも・・・。嗚呼。


なんだか、この時点でスイッチがパチリとオフになってしまった。
今シーズンの残りは、何か他のことして遊ぼうかしらね、と。



そして二週目の休日。

この日は、「天狐登りたいです!」yuriさんが云ってきたので、じゃあお付き合いしますよと久々の矢掛へ。

夜更かし(てか平生の寝る時間)してしまい、睡眠3時間程度でクラクラする頭のまま到着。
少し早めに着いたので、西のエリアの気になるPを見に行ったり。

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『かまいたち』の岩のトップまで抜けるPと、『ちょんのま』の真下からのダイレクトラインのP。
まっ、これはコージーに丸投げするかな。

のんびり鉄塔エリアに移動。


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『天狐』。

なんだか本当に久々。
好きな課題だから、以前はシーズンに1〜2回は再登して楽しんでいたけど、多分5年くらいは触ってない。
開拓やってた時に、ガッキーさんと初登争いに敗れた課題。

登場はランディングが凄く斜めだったけど、久々に見てみると取り付きはフラットになってるし、それにより“斜め感”も弱まってる。
これならもう恐怖感もあまり無いだろうなー


てか、寒いって天気予報では知ってたけど、予報より風が強いし、なんなら時折雪が舞ってるし。
おかげで岩の状態はいいけどね。

のんびり過ごしていたらyuriさんから11時頃に到着すると連絡が入ったので、それまで登って時間潰しすることに。



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まあ、『ビンゴ』かなーと、アップで取り付くといきなり激落ち。
マジか。クラクラするぜ。今日、ヤバいかも。

こんな状態で『天狐』とか大丈夫か?

次のトライでとりあえず再登完了。


嗚呼、落ちちゃった。



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太陽が出れば暖かいけどね、すぐに曇っちゃう。
と、そこにyuriさん到着。どもども。

いきなり『天狐』に行こうとするのを制止して、「アップしましょう。」と周辺の課題を登る。


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今シーズンはあまり岩に行けていないyuriさん、いきなり苦戦。
やっぱりアップしてもらってよかった。

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yuriさんが苦手な『苦虫くん』。
以前より進んだけど、この先に突っ込めず。
メンタルがなー 行けるはずだけどなー

僕も『苦虫くん』や『ないものねだり』登ったり。


では、移動しますか。

『天狐』周辺に基地を設営して、yuriさんは『プテトフライ』や『マントルくん』もトライ。
『マントルくん』は無事に回収してました。

では、本命の『天狐』やっちゃいますか!



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yossyさんがSNSにアップしていたのを見て“やってみたい”と思ったみたいだけど、

実物見てちょっとビビってた。はは、大丈夫、大丈夫。

小柄なyuriさんにはいろいろ厳しいパートがあるだろうけど、頑張ればなんとかなる気がする。
と、根拠の無い確信が僕にはある。 

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まず心配していた右カンテはパツパツながら届く。OK。


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そこから足を移動させるけど、なかなか位置や体勢が定まらない。

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さて、僕も久々に再登してみよっかなー

『天狐』は『激おこプンプン丸』と張る、個人的矢掛オモシロ2TOP。
以前はシーズンに数回再登してたけど、たぶんここ5年以上触っていない。
いまの僕に登れるのかしら・・・

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おやおや、ココってこんな保持感だったかしら。
寄せられる気がしない。ツルツルなんですけど。

仕切り直して2便目。
やっぱり持てて無いけど寄せてみようと左手離してみたら右手抜けてフォール。

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わっ、埋まってる岩の上に着地しちゃう!
でも避け切れないよー

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わおぅ

落ちたら嫌だなーと思って上に靴を置いていたので直撃は免れたぜぃ。へへ
シューズドロドロだけど。


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見ると着地の衝撃で岩が動いて地面から浮いてる。
よし、こんなの退かしてやるー えいっ、って投げ捨ててやりましたよ。

これでよりランディングが良くなった。


でも、フォールの度にソールドロドロになるし、マットを敷いたり退けたりも面倒になったので敷いたままトライ再開。

どうせ再登だしね。

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けっきょく5便目で再登完了。もっと綺麗に登りたかったけど、不細工な登りになっちゃいました。

でも、やっぱり『天狐』はオモシロい課題ですね。
この絶妙な感じが大好きさ。

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yuriさんもトライ重ねる毎に良くなってきたけど、

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右カンテにフック掛けたものの、核心の窪みに右手を伸ばすことができませんでした。

聞けばフックはメチャクチャ効いてるらしいけど、
フックに頼って伸びるのが怖かったみたいです。
まだまだメンタル核心が多いですね。
もうそこは経験がものを言うので、どんどん落ちなきゃねー

久々の矢掛、なんだかんだ再登して遊べたので楽しめました。


なんだか本当にスイッチがオフになってしまって、次の休みとかどうしようかと・・・。
こうなるとブログも疎かになってしまって。
毎シーズンそう。


残り僅かなシーズンをできる限り楽しみたいと思います。

それでは、また。



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